2020年5月14日 12時37分
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総合評価:
4.0
舞台はテキサス。2002年に6歳だった男の子が12年でどのように成長していくかを描いた映画ですが、驚くべきは、主人公の男の子、エラー・コルトレーン君が12年間ずっと主役を務めています。
子役の役者を変えず、本当に12年間の年月をかけて作成したという驚きの映画です。
両親が6歳の頃離婚した監督は、同じく「6才のボクが、大人になるまで。」でも、映画の出発点を主人公6歳、両親が離婚した所からスタートさせます。
普通の子供の普通の成長を描く映画で、突拍子もないアクシデントや展開にはなりません。なのに、面白い。という点がこの映画のすごい所です。大きな盛り上がりや対決等ないのに、面白いです。疲れずに見れます。
12年もかけて撮影したという時点で見応えあり、記録映像としても優れていると思います。
日本でもこういう映画がもっと出来ればいいのに・・自分の子供の頃の町並みとか、リアルな映像として見てみたいです。