泣けるアクション映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月6日 19時38分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
私の1番好きな映画かもしれません!
メキシコに住むラモス財閥の一人娘ピタのボディーガードとして雇われたクリーシー。
メキシコでは60分に1回誘拐が起きるらしく、ボディーガードを雇うのが当たり前の国。
これにはかなり驚きました!日本って平和。。
人との関りが苦手で、過去に殺し屋をしていた事からアルコール依存症?になってしまい
銃の扱いが鈍り自殺も考える程だったクリーシーが、少しずつ心を開いてピタと仲良くなっていきます。
両親が出張で家を空けているときに、プールのタイムが伸び悩んでいたピタに特訓したり
宿題を見てあげたり、微笑ましい穏やかな日常が続くのですが、
ある日ピタがピアノレッスン教室から出た瞬間
警察と不審車両の男たちの銃撃戦が始まり、クリーシーは巻き込まれて撃たれてしまいます。
ピタに逃げろと指示し、ピタは逃げるんですが、不審者に誘拐されてしまいます。
ここから、クリーシーの怒りの復讐劇の始まりです!
前半の穏やかな世界観から一変しアクション演出が多くなります。
とにかく復讐に燃えて容赦ないです(笑)
クリーシーはピタの誘拐に関わった人間を一人ずつ復讐していき、
ピタがまだ生きている事を知ります。
そしてピタを助けるためにクリーシーは自分を犠牲にするんですが、
ピタとクリーシーの再開のシーン。
ハッピーエンドに思えるんですが違うんです。
ピタと抱き合って、黙ってギャングの車に乗るシーンがジーンときて、
デンゼンルさんの演技の上手さとなのか、久しぶりに映画で泣きました。
感動映画としてもアクション映画としても両方楽しめる映画です!