さんかく窓の外側は夜
幼いころから霊が見える特異体質に悩む書店員の三角康介(志尊淳)は、除霊師の冷川理人(岡田将生)に能力を見い出され彼の助手になる。コンビを組んだ二人はさまざまな依頼を受けて除霊作業に関わる中、刑事の半澤(滝藤賢一)から1年前に起きた連続殺人事件について相談される。調査に乗り出して間もなく遺体を発見するが、その遺体には呪いがかけられていた。真相を追ううちに、二人は死んだ殺人犯の声を耳にする。
映画ではなく連続ドラマにすればよかったのにと思います。 日本のホラー・サスペンス映画特有の暗く思い空気、閉塞感、そういう雰囲気だけはしっかり描かれていて、肝心のストーリーや設定は原作とは比べ物にならないほどチープ。 主要登場人物それぞれが特殊な能力というか特殊な状況に置かれているのに、それでも全く引き込まれません。特にキャストの関係性がほとんど描かれず、見るものを置き去りにするような展開が怒涛に続きます。原作を知らない人だったらかなり理解に苦しむのでは。 幼少期から幽霊が見え苦悩してきたという三角だけど、最後に「あなたのおかげでこんな僕でも誰かの役に…」と言ったところで何も響かず、もちろん感情移入もできません。とにかく何も響かない。演じた志尊淳さんはいい演技をしているのでなんだかもったいないなぁと感じてしまいます。 岡田将生さんはミスキャストかな。とにかくこの2人の距離感が近くて、これはBL?とも思ったり。余計なところばかり目につきました。謎解きにしてもホラーにしても中途半端で、無駄に豪華なキャストを揃えていますが残念です。原作は素晴らしいので、せめて原作を知らない人でも楽しめるように考えて作って欲しかったですね。じゃないと映画化した意味がないのでは。
このレビューにはネタバレが含まれています
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