メランコリック
名門大学を卒業したがさえない毎日を過ごしていた和彦(皆川暢二)は、ある夜偶然訪れた銭湯で高校の同級生・百合と再会する。そこでアルバイトを始めた和彦は、その銭湯が営業を終えた後、風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。そして同僚の松本(磯崎義知)は殺し屋だった。
映画ファン失格かもしれません。 某配信サイトに落ちてくるまで、存在すら知らなかったんですから。 本作はマチガイナイ傑作です。 口コミで人気が拡大したという経緯は『カメラを止めるな!』同様でしょう。 しかし内容は正直『カメ止め』以上かも。。。 とにかく素晴らしい作品でした。 東大を出たものの定職にも就かずにボンヤリと生きている冴えない青年と、ヒトゴロシを生業にする殺し屋の青年(実は童貞)が心を通わせていく様は、ありそうでなかったバディ物の新機軸。 この設定ならひたすらバイオレンス方向に突っ走ることも可能だったろうけど、本作はソレをせずに、銭湯での人間模様に焦点を当てたことで、青春映画としての魅力が高まりました。 役者のハマり具合も絶妙で、特に殺し屋・松本役の磯崎和義がメチャクチャ良い。 意外なほどにカッコ良くスピーディなCQCも披露してくれるしね! ラストの爽快感と後味の良さもコノ手の映画では異質でした。 繰り返しますが、本当に素晴らしい作品です!
このレビューにはネタバレが含まれています
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