雲のように風のように
時は槐暦元年。素乾国の皇帝が死に、新皇帝の妃候補が全国から集められることになった。緒陀県に住む14歳の田舎娘、銀河は妃の住む後宮を「勉強ができ、三食昼寝つきの楽しいところ」と思い、妃候補に志願。ものおじしない銀河は女大学での講義を優秀な成績でおさめ、見事正妃の座を射止めた。ところが折悪しく反乱軍の暴動が起こり、銀河は後宮軍を組織して反乱軍に立ち向かうことになる。
こちらはテレビで放送された作品です。 たまたま録画しながら観て、その後録画したのを何回も観なおしました。 世界観がとても丁寧に作られていていい作品です。 原作は酒見賢一氏の「後宮小説」。 中国がモデルの架空の国が舞台です。 皇帝の妃候補に名乗りをあげた銀河という少女が主人公。 原作ではかなり性的な描写が多いのですが、この作品ではそういったところは削られています。 しかし、お話の筋も通っていますので子どもが見ても面白い作品になっています。 銀河の溌溂とした明るさがとても魅力的。 その他の登場人物もそれぞれ個性的で面白いです。 個人的に好きなのは江葉。 言葉少なげですが美形で、頭がとてもよい少女です。 彼女は物語終盤の戦いの場で活躍します。 先に述べたように原作と違いはありますが、後宮へ続く「たると」というトンネルや、宮女候補者たちが減っていくことにも意味があります。 その辺りは原作を読むといろいろ分かりますよ。 原作の流れを汲みつつ、架空の世界をきっちり作り上げた良作。 銀河と皇帝コリューンの別れのシーンが切ないです。
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