演技が若干惜しいです
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月5日 12時21分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
ふとしたはずみでタイムリープする力を得た、女子高校生・真琴の一夏の物語です。
友人の功介や千昭と「友人」として日々を楽しんでいます。
カラオケの時間をタイムリープで何度も繰り返し、満喫するなどする真琴。
確かに高校生ならそういうところに能力を使っちゃうだろうなぁと感じました。
しかし、千昭から交際を申し込まれた時に思わず「なかったことにしよう」とタイムリープしてしまいます。
三人の関係性を壊したくなかったからではありますが、大切な言葉って片方から一方的になかったことにするのは悲しいことなんですよね。
様々な場面で、何度もタイムリープする真琴。
個人的には、時間は巻き戻せないからこそ美しく、大切なものだと思います。
黒板に書かれていた"Time waits for no one"という言葉は正にそういうこと。
声優さんたちの演技が若干合っていないように感じ、調べてみたところ、主人公たちと同世代の俳優さんを起用したそうです。
試みは面白いですが、アニメは絵の感情表現が大きい分、演技もそれにあったものがあるのではないかと思いました。
全体的な空気感もよく、演技以外はとてもいい作品です。