Facebook誕生秘話
2020年12月30日 17時05分
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総合評価:
4.0
事前知識なしで観たので、最初はコンピューターマニアの男性がSNSを使って何かする作品なのかなと思っていました。
ところが、聞きなれた名前がでてきてびっくり。
Facebook誕生秘話でした。
しかし、サクセスストーリーとなっていない点も面白いです。
Facebookを巡る裁判と、それが立ち上がるまでの物語が交互に描かれています。
マーク・ザッカーバーグがハッキングで大学の女子生徒の名簿を入手し、格付けランキングサイトを作ったところが面白いです。
実はこの辺りまでではFacebookの話だと気づいていなくて「この才能を他に活かせば……」と思って観ていました。
その後、思い切り才能を発揮するのが痛快です。
興味深いのがFacebookが知れ渡り「Facebookする」という言葉が生まれるところ。
日本語の新語にも「ググる」というのがあります。
実はこの「ググる」も英語にもあるんです。
ずばり「Google」と名詞が動詞になっています。
このように名詞が動詞になっている場合、それがどれほど知れ渡っていて浸透しているかの証左になります。
それほどまでに浸透するものを作ったザッカーバーグ氏たちの才能にちょっとスカっとする作品です。