ザ・プレデター
家に届いた箱の中に入っていたもので遊んでいた少年は、謎めいた装置を起動させてしまう。装置からシグナルが発信され、さまざまな惑星で生物をハンティングしてきた地球外生命体プレデターがやって来る。地球に到着し狩りを始めて人々を震え上がらせるプレデターに傭兵(ようへい)たちが対抗しようとするが、人知を超越した格闘や殺害のスキル、異種交配を経てきたことで遺伝子レベルであらゆる能力がパワーアップした彼らに苦戦を強いられる。
本作のプレデターは、ある遺伝子を取り入れたことによってさらに進化して強くなっています。しかも、今回は人の住む市街地での戦いです。原点回帰的な位置づけにされていますが、全体的なスケール感は、一作目以上だと思います。 ただ突然襲い掛かってくる、プレデターと、特殊部隊員である人間達が闘うシーンは、なかなか迫力がありますが、一作目から比べると、今一緊張感がない感じがします。それは、もしかしたら、作品の雰囲気が、どちらかというとシリアスな感じよりも、エンターテイメントな感じに比重が置かれてる感じがしてるのが原因かもしれません。 一作目と似ているのは、特殊部隊員達がそれぞれとても個性がありキャラ設定がしっかりしている事で、そういった部分では、感情移入がしやすくて純粋に面白かったです。また戦いの中で、どんな苦境に立たされても、最後まで決して諦めない姿は、観ていてとても好感がもてました。ストーリーの展開もテンポが良いので、プレデターファンでなくても十分楽しめると思います。
シリーズものの映画として、誰もが知るほどの存在になったプレデターですが、今作品は、一作目の原点回帰のような位置づけになるような内容になっています。 簡単に言ってしまえば、突然何処からともなく襲ってくるプレデターを皆で持っている武器でなんとかして、やっつけてしまえといった割と単純なノリの作品です。 今回一作目と違うのが、ある遺伝子を取り入れ、さらなる進化を遂げ、めちゃくちゃ強くなったプレデターということと、市街地で暴れまくるのでスケールが大きくなったということです。 プレデターに対するのは、各々のキャラがとても濃い最強の特殊部隊員達です。最狂のプレデターを相手に次々と仲間が殺されていきますが、一作目のシュワちゃんと同様に最後まで決して諦めません。 多少シリアスさよりも、エンターテイメント性や面白さに重点を置いてるためか、一作目の様なじわじわくる恐怖感はあまりないように感じました、とわいえあの凶暴な怪物ですから、グロいシーンもしっかりあります。 あまりプレデター自体に思い入れを強くもたないで観た方がより楽しめると思います。シリーズ中最高傑作とまでは正直言えないかもしれません、しかし、テンポよく観れるので、モンスターパニック系の映画が好きな方でしたら十分楽しめる映画だと思います。
これまでのシリーズの続きなので、プレデターを捕らえようという米政府の秘密組織が準備をしていて、そちらは小ぎれいなエリート感のある人たちで、主人公と共に戦う軍人たちは様々な障害を負っているという対比が良かったです。 本作ではプレデターや主人公よりも、途中から出てくるいろいろと障害を負った軍人の人たちの方がなにかと光っていました。 このシリーズの中ではかなり雑な方だと思います。 何かと特攻的な戦い方をするあたりは、「リーサル・ウェポン」の脚本を書いたシェーン・ブラックさんが作った映画らしいところです。 プレデターが喋ったものがプレデター語の字幕になり、それが英語の字幕になるというのは、次の作品でも使われそうでした。 残念なところは、プレデターが単なる凶悪エイリアン的になったところでしょう。人間をはるかに凌駕する科学を築いたのですから、他に描き方があったと思います。 本作は色々と詰め込みすぎでしょう。とりあえず、次作に期待したいと思います。
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