カールじいさんの空飛ぶ家
いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。
トイストーリーなどで有名なディズニー・ピクサーのアニメーション作品です。冒険家マンツに憧れる夫婦のカールとエリーはいつか伝説の滝と言われるパラダイス・フォールに一緒に行くことを夢見ていました。円満な結婚生活でしたが、小さなトラブルなどで旅行費用が貯まらず、時がたち随分年老いてしまいます。ついにと渡航チケットを手に入れた矢先、エリーは病に侵され亡くなってしまいます。悲しみに暮れるカールは二人の思い出が詰まった家で伝説の滝をめざし、妻との約束を果たそうとします。 孤独で心が頑なになってしまったカールおじさんがボーイスカウトの少年ラッセルと共に旅を経験することで、過去への固執を決別し未来に生きる姿は涙を誘います。年齢を重ねるとつい輝かしい思い出に固執しがちですが、老人も未来を見て、今いる周りの者と手を取り合い生きていく希望を感じさせます。登場する犬たちもかわいく、犬好きにはたまらない作品だと思います。
このレビューにはネタバレが含まれています
おじいさんと少年の出会いから冒険へと誘うファンタジー。 年終えて妻にも先立たれてしまい独身のおじいさん、ついに家までも立ち退きを迫られ、落ち込む日々。 この窮地に立たされたおじいさんに、まだ子供である少年との出会いが訪れる。そしておじいさんとおじいさんの家ごと空に浮かんでは、旅をすることになる。 少年とおじいさんの不釣り合いにみえるコンビが一体旅先でどんな冒険を体験していくのか、ゲーム感覚で楽しむことができる映画。 一体この作品の意図は何か、どんなことをメッセージとして受け取ることもできるのか。ということを視野に入れてみるようにした方が面白みが湧いてきます。 人生、年をとっても若い者から学ぶこともある、それにまだまだ好奇心を持って生きる価値があるということ。 作品を見て、感想はそれぞれあると思いますが、「少年は未来に生きて、老人は過去に生きる」という風な言葉なんてはねつけてしまえというような、明るい作品です。老人になれば、老人特有の欠点がでてきたり、若者であればまだ経験が不足していたりするものです。 そんな世代の異なる男が一緒に冒険していく様子がエキサイティングです。 ポップなカラーで見やすいアニメーション。 ぜひ家族一同で鑑賞されてみてください。
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