冒頭回想シーンに注目の心温まる作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月26日 10時12分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
街の開発によってビルが建ち並ぶ中、ポツンと一つの家があった。
このカールじいさんの家は奥さんエリーとの夢がいっぱい詰まった家だ。
どうしても売りたくなく開発担当者に断り続けていた。
この家には夢だけでなく思い出もいっぱいだった。
子供だったカールと少女エリーは冒険という共通の夢を通して仲良くなり、結婚し暮らしてきた回想ストーリーが5〜10分ほどある。
このシーンがとても涙する素晴らしいシーンだと言う人もいれば鬱になるシーンで気分が下がると言う人もいる。
私はいい意味で心がしんみりした。
この回想シーンがあるからこそ、カールじいさんが家を売らず、妻のエリー亡き後も大切にしている気持ちが非常に伝わる。
カールじいさんが子供の頃からの夢を叶えるため、自分の家をたくさんの風船で飛ばすなんて夢が大きすぎる。
偶然か必然か空飛ぶ家にくっついてきてしまった好奇心旺盛な男の子ラッセルが、カチコチのカールじいさんの心を溶かしていく。
おじいちゃんと子供の冒険にしてはなかなかインパクト大きい。
困難を乗り越えた先の二人の友情に微笑んでしまう癒しと笑いのストーリー。
イメージワード
- ・楽しい
- ・泣ける
- ・切ない
- ・コミカル
- ・ファンタジー