待望のDUNEを観る前に!
2021年8月28日 11時24分
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総合評価:
5.0
どうか発表されている上映日が延期にならないようドゥニ・ヴィルヌーブ監督版のDUNEを!
このドキュメンタリーを観てそう思わない人はいないのでは?
こんな言葉も大袈裟に聞こえない。
まず、タイトル。
あのクセの強いホドロフスキー監督と、超大作DUNEがくっ付くだけで、圧倒される。
きっと一筋縄ではいかないだろうという思い。
案の定、90分で足りない情報量。
ブレードランナーのドキュメンタリーのように3時間は欲しい!
広辞苑くらい分厚く幅の広い、DUNEの設定集の中身の凄さ。
目から鱗な設定、世界観の美しさ、細やかさなどが凝縮されたその本は、もはやDUNE大辞泉。
映画界で色んな人の手を渡っていった大辞泉。
ホドロフスキー監督が言うキャスト陣。予告にも出てくるシーン。
「無理無理!」
と呟き笑った。
でも、画面に映る監督の表情…。
え?
笑っていた私や、予告を観た人の感覚がズレている?
否。
ホドロフスキー監督が表情豊かに、身振り手振りで語る作品には、彼の作品のように愛を超える狂気を感じた。
その昔、あのデヴィッド・リンチ監督が製作したことでも知られる超大作SFの本作。
その話をする時の監督を見て、
ホドロフスキーのDUNEが観たい…と強く思った。