本当の神秘さを現実的に創った作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月3日 20時01分
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総合評価:
5.0
この作品を観て、本当の意味がわかる日本人が何人いるんだろう?と思いました。
キリストに子供がいる。
この事の重大さを理解しているかどうかで、この作品から受けるものもかなり変わってくると思います。
神に子がいてはいけない。これが1番の重要であり、タブー。
この秘密があってこそ、この作品の面白みがより理解できると思うんです。
当時、宗教関係の本を読んでいた自分にとっては、知っている事を踏まえて作品を観る事ができ、すごく感動というか、心に残る良い意味で問題作でした。
シリーズは現在3作あります。
それぞれ面白いのですが、自分はこの1作目が1番面白いし、神秘さ、深さを感じます。
オドレイトトゥの起用も最高だった。
自分が1番好きなシーンは、本当にラストで、ラングドン(トムハンクス)が、ひげをそっている際に、誤って顔をきってしまい、血が流しに流れていくシーン。
このシーンで我に返ってローズラインをたどりルーブル美術館へ向かい、マグダラのマリアの像があろうである場所でひざまずき、祈る姿が鳥肌物です。
是非、観てほしい作品です。
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