ダ・ヴィンチ・コード
ルーヴル美術館の館長の死体が発見され、周りには不可解な暗号が残されていた。暗号の中には館長がその日、会うことになっていたハーヴァード大学のラングドン(トム・ハンクス)の名前が含まれ、疑いを掛けられたラングドンは現場に呼び出されるのだった。
世界屈指のアートの聖地・ルーブル美術館で発生した殺人事件の真相に、みるみるうちに引き込まれてしまいます。歴史的な名画から古今東西のアーティストに関するこぼれ話やうんちくが満載で、美術館巡りをしている気分も味わえますよ。館長・ソニエールの遺体の側に残されていた記号は何とも意味深ですが、映画だと自分で解き明かす楽しみと時間がないのが惜しいです。 容疑をかけられた大学教授が自らの潔白と事件解決を目指して奮闘する姿は、出口の見えない迷宮で冒険を繰り広げているかのよう。主人公ロバート・ラングトンにはトム・ハンクス、暗号解読のプロフェッショナルにしてソニエールの孫娘でもあるソフィ役にはオドレイ・トトゥ。幾多の危機を力を合わせて乗り越えていくふたりの間に芽生えるのはハードな共闘関係で、生易しいロマンスではありません。 イエスキリストや聖杯にまつわる宗教的な歴史にも果敢に斬り込んでいく後半の展開は、まさに神をも恐れぬ野心作ですね。
このレビューにはネタバレが含まれています
ルーブル美術館館長の死体に表されたサイン・主人公は宗教象徴学教授のラングドン教授・号解読官のソフィーといった面々から、奥深い謎解きの様子を楽しめました。そして、殺人の嫌疑をかけられて警察からも追われる教授とそれを助ける美しいソフィーの様子も、その攻防にハラハラさせてもらえました。 更にカトリック教会と手を組むオプス・デイのシラスもまた、彼らの命を狙い執拗に追い詰めますが、彼のアルビノの容姿と宗教にとりつかれている様子が異常で、自身にキリストと同様の痛みを科す部分も、作品の雰囲気を重々しい物にしてくれているのが印象的でした。 このストーリーには「聖杯」の持つ意味が何なのか、というテーマがあり、それがラングドンらの手によって段々と明るみに出てくる所が面白く、その解釈も今まで私には聞いたことが無いものだったので、大変興味深く観られました。 謎を解いて行く過程と、ラングドンらの逃亡が上手くいくのかというダブルで楽しめる作品でした。
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