展開はいいのですが、若干ツッコミどころも
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月21日 11時34分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
火星の土から単細胞の生命体を発見した、宇宙ステーションのクルーの物語です。
人類が初めて発見した地球外生命体に興奮するクルー一行ですが……。
いろいろと実験した結果、とんでもないクリーチャーに成長しちゃうんです。
このデザインがいい感じに気持ち悪くていいです。
カルビンと名付けられたそれとの戦いが始まります。
映像は大変見事で、宇宙空間の表現も迫力があります。
日本人のクルーがいて、あまりに馴染んでいるので日系の方を起用したのかと思ってよく観てみたら真田広之さんでした。
クルー一行が一番案じていて、闘っている動機は「カルビンを地球に送ってはいけない」という点。
しかし、あそこまでの大惨事になるなら、いっそのこともっと自由の効く地球に連れてかえって何らかの形でカルビンを「隔離」したほうがいいんじゃないか……と思ってしまいました。
雌雄のペアなら増殖する恐れもありますが、1体だけなのでどうとでもなるような……。
ラストはなかなかに秀逸。物語の続きが気になる展開でした。