アリータ:バトル・エンジェル
数百年後の未来。サイバー・ドクターのイド(クリストフ・ヴァルツ)は、アイアン・シティのスクラップ置き場でアリータ(ローサ・サラザール)という意識不明のサイボーグを見つける。目を覚ましたアリータは、一切の記憶をなくしていた。だが、ふとしたことから並外れた戦闘能力を秘めていることを知り、なぜ自分が生み出されたのかを探ろうと決意する。やがて、世界を腐敗させている悪しき存在に気付いた彼女は、立ち向かおうとするが......。
このレビューにはネタバレが含まれています
作品の原作者は、木城ゆきと氏で、1991年から現在まで断続的に描かれている「銃夢」シリーズを、「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が映画化しました。題名と主人公の名前が、日本版と異なるは、元々原作を知ってる日本人からしてみると、ちょっと違和感がありますが、日本語と英語では語感が異なるので、仕方ないかなと思います。 しかし、内容の方は、かなり原作に忠実に作られており、随所に原作者へのリスペクトも感じられたので、原作ファンである自分にとっては、とても嬉しく感じました。最初この作品のポスター等で主人公アリータの目がちょっと大きすぎないかなーと感じていましたが、映画を観ている内に、そういった違和感は全く感じなくなってました。同監督の「アバター」も当時は珍しいフルCGの映画でしたが、この作品のCGの映像技術も相当クオリティーが高く、そこはさすが世界の映画界に名を成すジェームズ・キャメロン監督だなーと感心しました。 チレン役にあのジェニファーコネリーが出ています、相変わらず聡明な美人で、高度な頭脳をもつ女性の役にぴったりハマっていました。 映画自体の完成度はかなり高い方だと思いますが、原作を知っていると、全体的にストーリーの進行が、やや駆け足気味で、それぞれのエピソードでのキャラクターの過去や心理的な細かい変遷までは、原作の様には、描かれておらず、そのためにキャラクターの行動動機に若干違和感が生じてしまっているところがあるのが少々残念に思いました。 しかしながら、多少原作との相違点はあるにしても、原作を知らない方でも十分に楽しめるくらい、日本の漫画原作のハリウッド実写化としてはかなり良く出来ていると思います。
アリータがかわいい♡ ストーリーは薄いけど、映像はすごくキレイだしアクションも楽しめた。 原作未読だけど、すごくしっかり実写化されてそうな感じがする。 CGのレベルが他の映画と比べるとめっちゃ高いし、スチームパンク寄りの雰囲気もかっこいい。見てて楽しかった! 続編くるのを期待しています!!
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