素晴らしきかな、人生
広告代理店の代表として成功してきたハワード(ウィル・スミス)だったが、愛する人を失ったのを機に仕事も私生活もままならなくなってしまう。やがて会社の業績も悪化し、社員たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)も気が気ではない。そんな中、ハワードは舞台俳優たち(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン)との出会いによって、少しずつ変化していき……。
こんな作品があったとは!いろんな映画を観てきましたが、何度も号泣ポイントがあって胸に突き刺さる作品でした。 大手広告代理店の経営者であるウィル・スミスさん演じるハワードが、子供失い、精神的に不安定になって仕事ができなくなります。子供が絡むウィル・スミスさんの映画はどれも傑作ですが、本作もすばらしかったです。会社に来ても、ずっとドミノをやっているのですが、ドミノをしているときは娘と繋がっていられるような気がしたんでしょうか、映画「ロボッツ」のビッグウェルド博士が自信を喪失してずっとドミノをしていたのを思い出しました。 ハワードから会社の権利を奪うための策略を練る3人に、ホイット役に「インクレディブルハルク」のエドワード・ノートンさん、クレア役に「タイタニック」のケイト・ウィンスレットさん、サイモン役に「アントマン」のマイケル・ペーニャさんと大物揃いで、さらに、騙すために雇われた役者のブリジット役に「RED」のヘレン・ミレンさんと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイさんが出演されており錚々たるメンバーです。そこに若手のラフィ役にジェイコブ・ラティモアさんが加わることで、すごく新鮮さが出て、よかったです。 子供を失った人のグループセラピーを開催しているマデリン役のナオミ・ハリスさんもすごくよかったです。ハワードとマデリンが過去受け入れることができた瞬間、涙が止まりませんでした。
ウィル・スミスの映画はほぼ全て見ていると言えるのですが、これは彼らしくないあまりメジャーな映画ではありません。またこのタイトル「素晴らしきかな、人生」というものも、あまりにも漠然としすぎてどんな内容なのかも想像ができませんでした。しかし見てみると映画の筋が2重にも3重にもなっていて最後になってから「あー、あの時のセリフはこういう意味だったのか!」、または「こういう含みを持たせてこのシーンが作られていたのか!」と思わせるものばかりで見ごたえのある作品でした。メジャーな映画にも引けを取らない、内容の濃い、また見終わった後には考えさせられる映画です、ぜひ皆様にも見て考えて頂きたいと思えるものです。IMDb(インターネット・ムービー・データベース)では6.8とやや辛目の評価がついていますが、見る価値ありです!
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