スカイ・クロラ The Sky Crawlers
永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる子どもたちが暮らす、もう一つの現代で、彼らは“ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦っていた。戦うことで生を実感する日々を送る中、元エースパイロットの女性指揮官・草薙水素(菊地凛子)と基地に赴任してきたエースパイロット・函南優一(加瀬亮)が出会う。
押井守作品というと当たり外れが結構あったりします。 結論から言うとこの作品は「当たり」です。 原作も読みましたが、押井版のアニメの方が圧倒的に良かったです。 (比較すると原作ファンに怒られそうですが) 物語はキルドレと呼ばれる成長しないため、戦争で死ななければ永遠に生き続ける子供達を中心に描かれます。 この設定ですのですので、よく青年アニメにありがちな「成長物語」になる事もありません。 しかしながら押井守は作品において明確なメッセージを持たせることに成功しています。 話自体ともすれば残酷な話になってしまいそうですが、ひたすら美しい風景にだらだらとした日常のシーンが多く、それでいて退屈しません。 平和であるが故に「退屈な日常」がよく描けていると思います。 後に押井守はインタビューで「生きるのもそう悪い事じゃないと言いたかった」といった趣旨の発言をしていた記憶がありますが、まさしくその通りの作品です。 平和とは即ち日常であり非常に退屈なものだが、それなりに美しい。 そんなメッセージが伝わって来るようでした。
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