ミッドナイト・ファミリー
Midnight Family
メキシコシティで営利目的の救急隊を営むオチョア家族。同業の救急救命士らと競い合って急患の搬送にあたっている。この熾烈なビジネスで生計を立てるため、オチョア家族は救急医療を求める患者から何とか日銭を稼ごうと奮闘する。汚職警官による闇営業の取り締りが厳しくなり、私営救急事業の正式な認可を得なければならない事態となる。必要な救急医療サービスを提供しているにもかかわらず、オチョア家族は金銭的に追い詰められ、状況は問題を孕んでゆく。\n「ミッドナイト・ファミリー」は、倫理的に疑問視されるオチョア家族の稼業を人間味あふれる視点で捉えつつ、医療事情、行政機能の停滞、自己責任の複雑さといった差し迫った課題について探求する。
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ミッドナイト・ファミリーの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
本作で最後に映し出される事故は、監督のルーク・ローレンツェンが救急車に乗り込んだ最初の週に撮影されたものです。このとき、救急車のボンネットには1台のカメラしか取り付けられていませんでした。ローレンツェンは、患者や家族を撮影しないために救急車の後ろを撮影したくなかったのです。しかし、このときは、カメラが回っているときに患者の母親が救急車の前に回り込んできたため、ローレンツェンは非常に不愉快な思いをして、翌日にはその映像を削除しようとしました。しかし後に彼の古い映画教授に映像を見せたところ、母親を探してみてはどうかと勧められたのです。事故から6ヵ月後、彼は彼女に会い、彼女は娘のソニアの話を映画に使うことを承諾してくれました。この映画は彼女の思い出に捧げられています。
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豆知識・トリビア
監督のルーク・ロレンツェンは、3年間で60~70泊の撮影をしながら編集を行いました。2017年末に完成したカットをサンダンスに提出しましたが、映画は却下されてしまいました。これを見たローレンツェン監督は、「もっと伝えたいことがあるのではないか」と考え、メキシコシティに戻ってさらに2週間半の撮影を行い、最終的に完成した映画の80%を撮影したといいます。
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豆知識・トリビア
400時間を超える素材がありました。85日かけて撮影されたものです。
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ミッドナイト・ファミリーの映画情報
公開日: 2021年1月16日 / 上映時間: 81分 / 製作年: 2019年
配給・制作会社: MadeGood Films
ミッドナイト・ファミリーの評論家の解説レビュー
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