やさしい女
ある若い女性(ドミニク・サンダ)は、パリで質屋を経営している年上の男性(ギイ・フライジャン)の妻として迎えられる。こうして彼らの、つつましい生活がスタート。新婚生活はささやかな幸せに包まれていたものの、やがて二人の間にはすきま風が吹き始める。
「スリ」「抵抗」の監督、ロベール・ブレッソンの初カラー作品。 カット割りも含めて、余計なものを極力排除した作りとなっている。 ドストエフスキーが原作らしいが、そんな事よりもこの監督、 この女優(ドミニク・サンダ。映画初出演でもともとはVOGUEでモデルをやっていた)を 撮りたかっただけなんじゃないか、と思えるほど、全編彼女が素晴らしい。 目線のやり方、顔の角度、全く笑顔を見せない演出(しかしほんの一瞬だけ微笑んでみせるショットが存在する心にくさ)等全て彼女を美しく撮ることだけを考えて撮られているような、そんな映画だ。 当時17歳。美しいにもほどがある。 正直、物語が全く頭に入ってこないほどだ(どんな内容だったっけ?)。 ラストちょい手前のアップも素晴らしい。 編集を変えてあのショットを本当のラストにしてもいい位だ。 しかし何故かDVD未発売。今後も予定はないようだが何故だ? BDでなくてもいい、DVDでいいから発売してほしい。 あのドミニク・サンダを、自分の手元に置いておきたい。 そんなことを感じさせるほど彼女の魅力が詰まった映画だ。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。