ある優しき殺人者の記録
障害者施設から逃げ出し18人を惨殺した容疑が掛かっている男パク・サンジュン(ヨン・ジェウク)。いまだ身柄が確保されていない彼からの電話を受けたジャーナリストのキム・ソヨン(キム・コッビ)とカメラマンの田代(白石晃士)は、廃屋マンションの一室に呼び出される。彼らを待ち受けていたパク・サンジュンは、これから起きる全ての出来事を記録してほしいと頼み、あるカップルが部屋にやって来ると予言。そして、予言通りに日本人男女の凌太(米村亮太朗)とツカサ(葵つかさ)が部屋に現れ……。
とある依頼を受けた日本人カメラマン田代。 ここでピンときた方は「コワすぎ」ファンかと思います。 時系列的には「コワすぎ」の劇場版の後になったような……。 田代が受けた依頼は、ある男の姿を映像に収めてほしいというもの。 韓国からのものでした。 それは依頼人の昔からの知り合い。 しかし、やはりここは白石監督。一癖も二癖もある登場人物がてんこ盛りです。 映像手法としては「長回し『風』」となっています。 ほぼ廃墟の一室で物語は進み、映像はノンストップ。 (実際には編集点をつくり、いくつものカットで作られています) この手法は「コワすぎ」でも用いられ、臨場感を感じさせるものになっていました。 「コワすぎ」の方では物語のラスト30数分がロングカットという形になっていますが、本作では全編ロングカット(風)です。 ある施設から脱走した男性。 彼の目的は幼くして死んだ友人を生き返らせたい、というもの。 そのための啓示を聞いた彼は、何人もの人を殺してきました。 そして、その最後の仕上げをカメラにおさめることにしたのです。 モキュメンタリー形式のため、好みは分かれるかと思いますが、好きな方にはぐっとくる面白い作品です。 そしてやっぱりでてくる「霊体ミミズ」。 これが出てこないとねー! 彼が聞いた啓示は正しかったのか、それは本編を見てのお楽しみです。
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