島々清しゃ
沖縄の慶良間諸島で行われるコンサートに出演するため、島を訪れたバイオリニストの祐子(安藤サクラ)。そこで彼女は、うみ(伊東蒼)という小学生の女の子と知り合う。少しでも音のズレを感じると頭痛を起こしてしまうために周囲から浮いてしまい、友達や母親との関係に悩んでいるうみに、祐子は優しく接する。吹奏楽部に参加してフルートを吹くようになったうみは徐々に心を開き、一方の祐子もうみや島の人々とのやり取りを通し、都会で負った心の傷を癒やしていく。
沖縄の離島・慶良間諸島を舞台に「音」を描いた作品です。 主人公の少女・うみは音への感受性が強すぎるために普段からイヤーマフを付けているほど。 吹奏楽部の生徒たちが奏でる不協和音に強い違和感を抱き、怒鳴り込んだりするため学校では浮いています。 そんな彼女の物語なのですが、冒頭30分に「音への感受性」を盛り込みすぎたかな、と感じました。 もう少し減らして、残りの部分に挿入してもいいように思います。 音、そして音楽がテーマなだけあって音楽は非常にいいです。 作中で描かれるセッションシーンはなかなかに素敵。 クラシックで使う楽器、沖縄の三線、現代音楽のギターが混じり合い見事にハーモニーを描いています。 うみが拒絶する「合わない音」。 それは異文化セッションを通して少しずつ受け入れられるものになっていったのかもしれません。 吹奏楽部でオーボエがいるのに、トランペットがチューニング担当をやっているのは少し謎かな。 三線の演奏は素敵だけれど、演技が……と思っていたら地元の一般の方を起用しているようですね。 「合わない演技」ですが、それもまた含めて、この作品のテーマなのかもしれません。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。