人生で一番好きな映画。ホアキンに拍手を
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月7日 17時05分
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総合評価:
5.0
今まで色んな映画を見てきたし基本的にヴィラン、悪者が好きな自分ですがこの作品には度肝を抜かれました。
今でも多々議論される、どのジョーカーが好きか。論争など、へともしないこのクオリティー。
かなりのダイエットをしてリンゴ一個しか食べなかったと言う、ホアキン・フェニックスに拍手です。
この方が、リヴァーフェニックスの兄だという事を知り、もっと情味が湧きました。
なんとも言えない不気味さ、序盤の湿っぽさ…
本当に監督や俳優たちにスタンディングオベーションをしたいですね。
私はお気に入り過ぎて映画館に4回は見に行きました。
最後のほうのジョーカーになるところからは本当に狂ってます。
狂いすぎて好きです。
個人的にはたばこを吸うシーンが様になりすぎて頭に焼き付いています。
あとは階段で踊っているシーンですね…本当に素晴らしいです。
どこを切り取っても素晴らしいという言葉しか出てこないのですが素晴らしすぎます。
どこからが妄想でどこが現実なのか…これもこの映画を語るうえで重要なところですよね。
映画を見終わってからしばらくはずっとジョーカーのサントラしか聞いていなかったです。
このジョーカーを上映する上で、ダークナイトのジョーカーのように犯罪を助長するのではないか。という物議もありましたが、それを心配させてしまうぐらいのカリスマ性のあるジョーカー、中毒性のあるジョーカーを演じきってくれたホアキンには頭が上がりません。
是非これは映画館でまた観たい映画ですね。
こんなに素晴らしい映画を見たことはありません。
世界が狂っているのか、ジョーカーが狂っているのか…
世界が狂っていると私は思いますね。この生い立ちや環境では自分もジョーカーになってしまいそうです。
優しい人は罰せず、本当の悪を罰するこのジョーカーは正義のヒーローのように感じれましたね。本当に素晴らしい映画でした。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・不気味
- ・恐怖
- ・絶望的
- ・切ない
- ・かっこいい
- ・パニック