天使のたまご
ノアの方舟が陸地を見つけられなかったもう1つの世界。巨大な眼球を模し、中に複数の人型の彫像が鎮座する宗教の象徴のような機械仕掛けの太陽が海に沈み、世界は夜を迎える。 方舟の中の動物がすべて化石になった頃、忘れ去られた街で一人の少年と一人の少女が出会う。
ストーリーのない、イメージビデオに近いアニメ作品です。 1985年公開と、割と古い作品のため、人物描写もやや古い感じがします。 現代のようにCGをフル活用することができる時代ではないため、手書きのセル画感が大変いいです。 キャラクター原案の天野喜孝氏の絵柄とは若干違いはありますが、元々天野氏の絵柄自体アニメ化しにくいものですし、丁度いいのかもしれません。 たまごをひたすらに大切にしている少女。人々がいなくなり、無彩色な世界の中で少女が着ている服のピンク色が鮮やかで、どこか蠱惑的なものすら感じます。 彼女の髪の表現がとてもいいです。 ふわっと広がる様子などは。全て手書きなのだろうと思うと、その見事さが際立って感じました。 一応のメタファー的なものはあるようなのですが、作中で「ノアの方舟」について語られているだけで、他については明確な答えが言及されていません。 「ストーリー」を求めて観ると失敗かも。「世界観」を求めるといいのかと思います。 私自身、作品の雰囲気自体は好きなのですが、テーマがいまひとつ理解できませんでした。
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