スピード感あふれる傑作アクション
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月5日 06時32分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
序盤のエレベーターミッション、メインのバスミッション、クライマックスの電車ミッションとすべてのミッションのアクションレベルが高い映画です。
一定速度以下になるとドカン!となるバスでのメインミッションやっぱり一番おもしろいですね。息もつかせぬ展開とはまさにこのことで、常にストレスに晒されている状態という設定がうまく機能しています。そのため、乗客の心理的ストレス、ハラハラ、焦燥感等の命を掴まれている恐怖感というのが画面からひしひしと伝わってきて、感情移入が容易。バス内での細かいやり取り等の脚本も優れているため、おそらく観てて飽きる人はいないんじゃないかと思います。
キャストではキアヌ、サンドラは勿論のこと悪役のデニス・ホッパーがいい味を出していて、老齢で経験豊富なサイコ爆弾男を好演していて、一筋縄じゃいかない感じがよく出ていて敵としての強さに納得のものがあり、主人公の友人を爆殺するなど残虐非道性も十分。
総じてレベルの高いアクション映画です。