ザ・ホエール
The Whale
40代のチャーリーはボーイフレンドのアランを亡くして以来、過食と引きこもり生活を続けたせいで健康を損なってしまう。アランの妹で看護師のリズに助けてもらいながら、オンライン授業の講師として生計を立てているが、心不全の症状が悪化しても病院へ行くことを拒否し続けていた。自身の死期が近いことを悟った彼は、8年前にアランと暮らすために家庭を捨ててから疎遠になっていた娘エリーに会いに行くが、彼女は学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた。
もっと見る
ザ・ホエールの豆知識・失敗談
豆知識・失敗談を投稿する
-
豆知識・トリビア
ベネチア国際映画祭での初上映後、この映画並びに主演のブレンダン・フレイザーは6分間のスタンディングオベーションを受けた。その瞬間はカメラに捉えられ、フレイザーは涙を流した。
-
豆知識・トリビア
この役のために、ブレンダン・フレイザーは重い人工スーツを何時間も着用しなければならなかった。「Variety」誌の記事によると、彼はベネチア国際映画祭で報道陣にこう語った。「自分でも知らなかった筋肉が発達したんだ。一日の終わりにすべての装着物が外されたとき、眩暈さえ感じたよ。まるでベネチアの船着き場からボートに乗ったような、あのうねり。同じような体を持つ人たちへの理解の気持ちが湧いてきたよ。あの肉体で生きていくには、精神的にも肉体的にも、とてつもなく強い人間でなければならないんだ。」
-
豆知識・トリビア
2022年のベネチア国際映画祭で、ダーレン・アロノフスキーはこの映画の製作に10年かかったと語った。主役のチャーリーのキャスティングが最大の問題だったという。彼はずっと、この役を演じるのにふさわしいキャリアの時期にある俳優を探していた。ブレンダン・フレイザー主演のブラジル映画『ブレンダン・フレイザー 復讐街(Journey to the End of the Night)』(2006年)の予告編を見るまで、物事は動き出さなかった。アロノフスキーは、離婚を含む数々の個人的な挫折により何年も表舞台から遠ざかっていた大人気映画スターのフレイザーを主役にイメージした。
豆知識・失敗談を全て見る
ザ・ホエールの映画情報
公開日: 2023年4月7日 / 上映時間: 117分 / 製作年: 2022年
配給・制作会社: キノフィルムズ / 映倫区分: PG12 (日本)