バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
1955年から、自分のいた時代である1985年へ無事に戻ることができたマーティ(マイケル・J・フォックス)。だが、そこへドクが現れてマーティと恋人ジェニファーをタイムマシンのデロリアンに乗せると、有無を言わせず2015年へと連れていく。その目的は、後に夫婦となるマーティとジェニファーがもうけた息子が起こすことになる事件を未然に防ぐことだった。何とか息子を守ることができ、1985年に帰還したマーティたち。しかし、2015年のある出来事が作用して元の1985年とは全く違った世界に変貌していた。
このシリーズは、タイムマシンを題材にしながらも3作ともにそれぞれ異なったタイプの「危機」が設定されており、カラーの異なった時代風景とシチュエーションに彩られた、三者三様の面白さを達成できている傑作です。その中でもこの「PART2」は特に、悪役とのスリリングな戦いが中心になっており、壮大な危機を乗り越えていく物語が痛快です。 1作目ではタイムスリップで行った「過去」から自分のホームとしての「現在」=「未来」に帰還できるかがポイントでしたが、2作目は、「現在」から見た「未来」も含めた、3つの時代をめぐる冒険です。歴史改変によってホームとしての「現在」が脅かされる物語になっており、危機のスケールがぐっと上がっています。 また、1作目で起きてしまった出来事に決着を付けるという意味でも、納得できる作品です。悪役ビフの堂に入った悪党ぶりはむしろ清々しいくらいで、相変わらず最低な言動で笑わせてくれます。キャラが立っていました。 1作目の繰り返しにならないように、乗り越えるべき問題を差異化&スケールアップしつつも、1作目のある種のツッコミどころであるような問題にも、きちんと応答しているという、続編のお手本のような作品になっています。
このレビューにはネタバレが含まれています
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