長編大作の意味有り
2020年8月15日 23時06分
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総合評価:
5.0
実話を元にという作品だが何しろ長い。
長いが一気に観続ける事ができる面白さがそこにはある。
グロいシーンもあるのでそれ系苦手な人にはとてもおすすめ出来ない。
園子温監督作品なので分かる人は多いとは思うが…。
この作品は何よりキャスティングが最高。
安藤さくらのあまりの不気味さといったら…
彼女以外この不気味さは出せないのでは?という怪演が圧巻。
観ている間中とにかく気持ちが悪い。
それだけ彼女が凄い女優さんなんだと実感した作品でもある。
生い立ちに問題ある兄妹の愛の物語。
突っ込みどころはありまくりだが、
西島隆弘と満島ひかりの演技力と清潔感が帳消しにしてくれる。
癖が強い人しか登場しない事と癖が強い台詞だらけで惹きつけられる作品。
実話というところで、どこまでが?という気もするが、洗脳の怖さやらも映画の鍵ですかね。
ゆらゆら帝国の「空洞です」がまた作品の魅力を上げているくらいに作品にマッチしている。
イメージワード
- ・悲しい
- ・泣ける
- ・不気味
- ・恐怖
- ・不思議
- ・勇敢
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