愛のむきだし
敬虔(けいけん)なクリスチャンの家庭に育ったユウ(西島隆弘)は、ある出来事を境に神父の父(渡部篤郎)に懺悔を強要され始める。父の期待に応えようと、懺悔のために毎日罪作りに励むうちに罪作りはエスカレートし、いつしかユウは女性ばかり狙う盗撮魔となっていた。そんなある日、運命の女ヨーコ(満島ひかり)と出会い、生まれて初めて恋に落ちるが……。
4時間ほどある映画なので、観るのを躊躇っていましたが、実際に観てみるとあっという間に観られる映画でした。園子温監督の映画にしては、馬鹿々々しくてもグロなどはあまりなく観易い方です。 それまでアイドルグループなどで活動していた満島ひかりさんが主演女優ですが、園子温監督の映画に出ることで、演技の才能を引き出されたようです。 グラドル出身の神楽坂恵さんも、園子温監督の映画に出演してから、演技が評価されるようになりました。 ‘09年製作の映画ですが、安藤サクラさんのカルト教団のメンバーとしての演技は印象を強く残すものでした。衰退する日本の地方都市が舞台なので、社会学者の方もちょい役で出演しています。 昔のアメリカン・ニューシネマをネタにして作ってあるところなども面白かったです。この映画で描かれるように、地方都市が経済的に衰退するとともに家族関係なども様々な影響を受けて、何かと問題を抱えた家族関係の方が色々なトラブルに巻き込まれ易く、いろいろな事が起きるのでしょう。
実話を元にという作品だが何しろ長い。 長いが一気に観続ける事ができる面白さがそこにはある。 グロいシーンもあるのでそれ系苦手な人にはとてもおすすめ出来ない。 園子温監督作品なので分かる人は多いとは思うが…。 この作品は何よりキャスティングが最高。 安藤さくらのあまりの不気味さといったら… 彼女以外この不気味さは出せないのでは?という怪演が圧巻。 観ている間中とにかく気持ちが悪い。 それだけ彼女が凄い女優さんなんだと実感した作品でもある。 生い立ちに問題ある兄妹の愛の物語。 突っ込みどころはありまくりだが、 西島隆弘と満島ひかりの演技力と清潔感が帳消しにしてくれる。 癖が強い人しか登場しない事と癖が強い台詞だらけで惹きつけられる作品。 実話というところで、どこまでが?という気もするが、洗脳の怖さやらも映画の鍵ですかね。 ゆらゆら帝国の「空洞です」がまた作品の魅力を上げているくらいに作品にマッチしている。
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