家族を想うとき
Sorry We Missed You
「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれる。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながらも念願であるマイホーム購入の夢をかなえるため懸命に働いている。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていた。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
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家族を想うときの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
物語の一部は、クリスマスの配達ラッシュによって病気を患ってから2018年1月に亡くなったDPDの添乗員、ドンの実体験から影響を受けています。診察を受けるために配達ができなかったことで150ユーロをDPDに請求されたことがあったため、さらなる請求を恐れ、1型糖尿のための病院の診察をいくつか受けずにいたのです。
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豆知識・トリビア
クリス・ヒッチェンは、俳優業の合間に配管工として働いていたことから、この役のインスピレーションを得ました。
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豆知識・トリビア
他のケン・ローチ作品と同様に、キャストは無名の俳優や一般人で構成されています。認知度の高いスターがいないことで、観客は、登場人物たちが親近感のある苦悩を抱えた日常的な人々であると感じやすくなります。
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家族を想うときの映画情報
公開日: 2019年12月13日 / 上映時間: 100分 / 製作年: 2019年
配給・制作会社: ロングライド / 映倫区分: G (日本)