笑えるけれど、「ここまでやる?」というコメディ映画
2020年9月12日 21時18分
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総合評価:
3.0
売れない俳優が思いついたのは、性別を変えてデビューすること!男性だった俳優が女優「トッツィー」となってデビュー。そのはっきりとした物言いと性格で人気になります。
ところがちょうど彼は、男性として愛する女性が存在し、その女性の父が、トッツィーの大ファンだったことから、騒ぎが大きくなってしまうのです!
名優・ダスティン・ホフマンが男優と「女優」を演じるコメディで、いつ正体がバレるかヒヤヒヤしながらも楽しく映画を進めることが出来ます。好きな相手の「言ってほしい口説き言葉」を真に受けて、そのまま口説こうとするあたりはとても笑えるシーンです。
もちろん注目すべきは、ダスティン・ホフマンの演じる「女優」トッツィーでしょう。彼女は陽気で歯に衣着せぬトークで人気を得ます。しかしその実体は、売れない俳優でしかありません。実体とかけ離れて人気が出てしまったトッツィーに、ダスティン・ホフマンは手を焼くようになります。しかも、自分の恋愛相手の父親に求婚される始末!
ここまでこんがらがってどうするんでしょうね?
どうにかなるまでが映画でつづられており、気づけばダスティン・ホフマンの演じる「トッツィー」の魅力に引き込まれています。
こういう細かい映画が近年では見られなくなってきたので、おすすめです。