年の差バディの痛快復讐劇
2020年9月13日 21時45分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
コンゲーム映画の金字塔ともいうべき名作映画。
ポールニューマン演じるヘンリー・ゴンドーフは、いわばレジェンド詐欺師だったのが、今では落ちぶれて酒浸りの駄目おじさんになっています。
対してロバート・レッドフォード演じるジョニー・フッカーは駆け出し詐欺師。才能はあるけれど、とある失敗をしてギャングに仲間を殺されてしまいます。
以上を前提として、標的となるギャングのボスをいかに騙して大金をもぎ取るか、という物語です。
ヘンリー(おじさん)を作戦に引っ張り込むのに割と強引なジョニー(若いほう)が、憎めないんですよ。かっこいいからかな。酔っ払いのヘンリーをバスタブに浸けて、冷たいシャワーを浴びせるシーンとか、ヘンリーが眺めている前で、女の子を荷台に乗せて自転車でぐるぐる走っているところとか、絵になるシーンは数えきれないくらいです。
物語は時代もあって展開がのんびりしています。まるで紙芝居みたいに場面転換のたびにタイトルが入ったり、レトロ感が逆におしゃれに感じました。
ストーリーは最後にどんでん返しがあるので触れたくないんですが、同じようなコンゲーム映画は数あれど、ほとんどこの映画を下敷きにしていると言っても過言ではないくらい(言い過ぎ?)。
前知識なしに見て欲しい映画です。ギャング絡みですがグロは一切ありません。