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「作品途中からの疾走感」 スルース chubbyさんの映画レビュー

スルース SLEUTH

作品途中からの疾走感

2021年2月20日 23時37分 役立ち度:0人
総合評価: 3.0
海外の映画を見ると、どうしても登場人物の名前が覚えられない、や顔の見分けがつかなくて、途中まで付いていけない…ということがあるのですが、この作品は2人を覚えていれば楽しめるので、海外映画が苦手な私でも最初から集中してみることができました!ミステリー作家の男性と、その男性の妻の愛人、2人の駆け引きで、最初は二人の会話を見ているだけで、ふーん…という気持ちでしたが、気づいたら不穏な空気が増していたり、不穏だけじゃなく危険な感じだったり、あれ?さっきまでこっちが優勢だったよね?と立場が逆転したり、とにかく途中からの展開のスピード感がすごいので、一種のアトラクションみたいです。そして、この話はどこで決着がつくのだろう…というハラハラ感が続きますが、最後は結構衝撃です。最初飽きてしまいそうですが、ぜひ最後まで集中して、その空気感の変化が出たところを見逃さないでほしいです。ジュード・ロウはいい味を出す、ダンディーな俳優さん、というイメージですが、この作品で若かりしころのも見れて大満足です。
詳細評価
  • 物語
  • 配役
  • 映像
  • 演出
  • 音楽
イメージワード
  • ・不気味
  • ・恐怖
  • ・不思議
  • ・かっこいい
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