世界初のカラーアニメーションです
2021年1月7日 18時19分
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総合評価:
4.0
この作品でもっとも注目するべき点は「世界初の長編アニメ」という点です。
当時はアニメーションは短編が主流。
「長時間アニメーションを見るなんて……」と、初めはあまり歓迎されなかったそうです。
しかし出来上がったのは何とも美しく、そして滑らかに動く作品。
「アニメは短編」の常識を覆した作品です。
キャラクターも大変魅力的。
白雪姫を助ける七人の小人が歌う「ハイホー」もとても楽しいです。
この小人たちや白雪姫は今でも愛され、キャラクターグッズも豊富にありますね。
小人たちのうちでも人気があるのがドーピー。
おとぼけ、という名前ですが彼はしゃべりません。
なぜかというとイメージに合う声優さんがいなかったからだそうです。
可愛らしい仕草が魅力的なキャラクターです。
ストーリー自体のベースはディズニーとしてはオーソドックス。
ここからすべてが始まり、後にバッドエンドの童話をハッピーエンドにしたり、強い女性像が描いた作品をつくるようになってきました。
ディズニーを語る上では欠かせない作品のひとつです。