メイズ・ランナー
そびえ立つ壁や毎晩変化する構造を持つ謎の巨大迷路に月に1度、自分の名前以外何も覚えていないランナーが送り込まれてくる。やがて団結し始めた彼らは迷路の仕組みを調査し脱出法を見いだそうとするが、迷路の扉が閉まる夜までに帰還しないと命の保証はない。生き残りを懸け巨大迷路に隠された謎を解き明かそうとするランナーたちの運命は……。
このレビューにはネタバレが含まれています
本作は、アメリカの小説家であるジェームズ・ダシュナーの3部作構成の「メイズ・ランナー」をウェス・ボール監督が映画化した1作目にあたる作品です。謎のエレベーターで目覚めた主人公の少年トーマスは、そこから未知の巨大な迷路(メイズ)の中に迷い込んでいきます。しかもこの巨大な迷路(メイズ)には、いろいろんなデストラップが仕掛けられ、まるで生きてるかの如く常に変化していきます。閉ざされた先の見えない恐怖の中で、主人公トーマスと同じく放り込まれた若者たちは、様々な選択に迷いながら知力と体力をつかい脱出を試みるが精神的にも肉体的にも限界まで追い込まれていきます。 この作品の面白いところは、送り込まれた若者たち同士が、時給自足の村の中でお互いが助け合い生きていくというようなコミュニティをもつことです。その中でお互いを信頼しながらも、ときに疑念を抱いたりします。そういった設定が、単なる迷宮ものとはちょっと違う感じがしました。全体的にストーリー展開のテンポも良く、どんどん変わっていく状況に先が読めないので、観ていて引き込まれていきます。襲ってくるグリーパーという巨大な蜘蛛のような機械のモンスターも、CGのレベルが高いので変な違和感がなく迫力があり恐怖を感じました。 3部作構成の1作目ですが決して尻切れトンボのような終わり方はしておらず、しっかりまとめられた終わり方をしていたので、本作だけ観ても十分面白く見応えがありました。
「そもそも何でこんなところに送り込まれたの?」というところから物語は始まり、オーディエンスはそれを解決したい気持ちで見続けていきます。謎が1個だけなのでわかってしまうと興醒めしてしまうのかもしれません。 途中からは「ネズミの実験でこういうのあるよね。多分実験だよね。隔離された作られた世界だよね。これが許される世界ってことは、今ある世界は崩壊してるよね」と段々想像が付いてきます。 ギャリー役のウィル・ポールターさんはナルニア国物語に出てましたし、ニュート役のトーマス・ブロディ=サングスターさんはラブアクチュアリーに出演していましたね。みんな大きくなって。と母性をくすぐられました。 若者だけにかからない病気があってかかるとゾンビみたいになってしまうんですね。ウォーキング・デッドとアイ・アム・レジェンド、バイオハザード、ワールドウォーなどなどありますが、そこに殴り込むには設定が弱いような…メンバーが多すぎてちょっと覚えきれない… 迷路のシーンもハリー・ポッターの炎のゴブレットの時見たような。どこかで見たようなシーンが続くからでしょうか。ちょっと途中で飽きてきてしまいました。ダイバーシティにも似てると思うのですがあちらは結構面白かったんですよね。トーマスが成長していくのではなくて、彼は元々すごくて、カリスマ性があるところからスタートしているので感情移入しにくいのかもしれません。
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