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モリコーネ 映画が恋した音楽家
多くの映画やテレビ作品で音楽を手掛け、2020年に逝去したエンニオ・モリコーネ氏。クエンティン・タランティーノ監督やクリント・イーストウッドらが彼に賛辞を贈る一方、自身は映画音楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸のうちを明かす。『荒野の用心棒』での成功、『アンタッチャブル』で3度目のアカデミー賞ノミネートとなるも受賞を逃し、落ち込む様子なども描かれる。
サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ
メタルドラマーのルーベンは聴力を失い始める。医師から病状が悪化すると告げられた彼は、自分のキャリアと人生が終わったと思う。ガールフレンドのルーは、再発防止と新しい生活への適応を願い、聴覚障害者のためのリハビリ施設にこの元中毒患者を入所させる。しかし、ルーベンは新しい日常と、かつて知っていた人生のどちらかを選ばなければならない。
私はあなたのニグロではない
2018年5月12日 上映 / アメリカ・フランス・ベルギー・スイス合作 / 93分黒人公民権運動の活動家で、いずれも暗殺されたメドガー・エバース、マルコムX、マーティン・ルーサー・キングの3人の軌跡を通して、アフリカ系アメリカ人の激動の現代史を描き出したドキュメンタリー。アメリカの作家で公民権運動家であるジェームズ・ボールドウィンの未完の原稿をもとに、ボールドウィンのテレビでの発言や講義などの映像、映画や音楽の記録映像を交えながら、公民権を得てもなお差別の本質が変わっていない現実を浮き彫りにする。監督は「ムルンバの叫び」のラウル・ペック。ナレーションはサミュエル・L・ジャクソン。第89回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた。日本では山形国際ドキュメンタリー映画祭201のインターナショナル・コンペティション部門で上映され、優秀賞を受賞。
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地
2022年4月30日 上映 / ベルギー・フランス合作 / 200分女性たちの社会や日常での生き方を真摯に見つめる作品を多く残したベルギーの女性監督シャンタル・アケルマンが、主婦のフラストレーションとディテールを丁寧に汲み取りながら、平凡な日常に綻びが生じていく様子を追った傑作ドラマ。ジャンヌはブリュッセルのアパートで、思春期の息子と2人きりで暮らしている。湯を沸かし、じゃがいもの皮をむき、買い物へ出かけ、“平凡な”生活を送る彼女だったが……。主演は「去年マリエンバートで」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のデルフィーヌ・セイリグ。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ソング・オブ・ザ・シー 海のうた
2016年8月20日 上映 / アイルランド・ルクセンブルク・ベルギー・フランス・デンマーク合作 / 93分静かな海辺にある孤島の灯台で、お父さんのコナー、お母さんのブロナー、愛犬のクーと幸せに暮らしていた男の子のベン。彼らは、新しい家族を迎えようとしていた。大好きなお母さんから、「あなたは世界で一番のお兄ちゃんになるのよ」と言われ、ベンも赤ちゃんが生まれてくる日を楽しみにしていた。 優しくて物知りなお母さんは、ベンにたくさんのお話や歌を教えてくれた。巨人のマクリルと愛犬の物語や、アザラシの妖精セルキーが歌うと妖精が家に戻れる不思議な伝説、古い言葉で綴られる美しい歌など……。 ある晩、ベンはお母さんに海の歌が聞こえる貝の笛をもらう。うれしくて、笛を大事に抱いて眠りについたのだが、目を覚ますとお母さんの姿が見当たらない。 お母さんは赤ちゃんを残して、海へ消えてしまったのだ。
4ヶ月、3週と2日
2008年3月1日 上映 / ルーマニア / 113分チャウシェスク独裁政権末期のルーマニア、大学生のオティリアとガビツァは寮のルームメート同士。実はガビツァは妊娠していたが、中絶は法律で禁じられていた。中絶手術の当日、予想外の事態が重なり手術の機会を逃しそうになるが、オティリアは親友のためにある決断を下す。
ミセス・ハリス、パリへ行く
1950年代のイギリス・ロンドン。戦争で夫を失い家政婦として働くミセス・ハリスは、ある日勤め先でクリスチャン・ディオールのドレスに出会う。その美しさに心を奪われた彼女は、ディオールのドレスを買うことを決意する。必死にお金をためてフランス・パリへ向かい、ディオール本店を訪れるも支配人のマダム・コルベールに冷たくあしらわれるハリスだったが、夢を諦めない彼女の姿は出会った人々の心を動かしていく。
岸辺のふたり
2004年12月18日 上映 / イギリス・オランダ合作 / 8分デザイン、ストーリー、監督の3役を務めたオランダ生まれのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督による短編アニメーション。2001年米国アカデミー賞、英国アカデミー賞をはじめ、数々のアニメーション映画祭で激賛をもって迎えられ、ロシア・アニメの巨匠ユーリ・ノルシュテインに「この作品に初めて出会った時『これは事件だ』と思った」と言わしめたアニメーション。公開時は、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の他2作「お坊さんと魚」「掃除屋トム」も、併せて上映された。
くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ
2015年8月22日 上映 / フランス / 80分ベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサンの代表作で、世界中で親しまれている「くまのアーネストおじさん」シリーズをアニメ映画化。無愛想で大きなくまの音楽家アーネストおじさんと、小さなネズミの女の子セレスティーヌの出会いと冒険、そして種の違いを超えて育まれる関係を描く。優しいタッチでつづられる心温まるストーリーは、第86回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた 大きなくまの音楽家アーネストおじさんは空腹でゴミ箱をあさっていたとき、小さなねずみの女の子セレスティーヌを見つけて食べようとする。その後セレスティーヌは、アーネストに菓子屋の倉庫に潜り込む方法を教え、難を逃れた。やがて両者の間には、種の違いを超えた友情が芽生えるが……。
アーティスト
2012年4月7日 上映 / フランス / 101分サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門を受賞。 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけにヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、自身の監督・主演作がヒットせず……。
イル・ポスティーノ
1996年5月18日 上映 / イタリア・フランス合作 / 107分イタリア、ナポリに浮かぶ小さな島に、チリ政府に追われた世界的詩人パブロ・ネルーダが亡命し、滞在することとなった。彼だけに郵便を届ける配達人となった村の貧しい青年マリオは、ネルーダとの交流の中で、少しずつ詩の世界に触れ、恋を知るのだった。美しい風景の中で切ない愛と友情を描く感動作。
イゴールの約束
1997年5月17日 上映 / ベルギー・フランス・ルクセンブルク・チュニジア合作 / 93分外国人違法労働者の売買をする父を助けながら、15歳のイゴールは自動車修理工場で働いていた。そんなある日、労働者の一人アミドゥが事故を起こす。父は警察に不法労働が知られるのを恐れて、アミドゥを病院へ連れて行かなかった。そのため、アミドゥはイゴールに妻と子供のことを頼んで亡くなってしまった。父はイゴールに手伝わせて死体を埋め、アミドゥの妻アシタに嘘をついたが……。
マロナの幻想的な物語り
2020年8月29日 上映 / ルーマニア・フランス・ベルギー合作 / 92分ハート型の鼻を持つミックス犬マロナの生涯を、手書きをベースとした独特なアニメーション表現で描いた長編アニメ。血統書付きの母と少し乱暴な父との間に生まれたミックス犬マロナは、同時に生まれた9匹の末っ子であることから「ナイン」と呼ばれる。彼女は生まれてすぐに曲芸師マノールの手に渡り、「アナ」と名付けられる。アナは大好きなマノールと幸せな日々を送るが、マノールの新たな仕事が“犬禁止”だと知り、彼のもとを去ることを決意。寂しく通りをさまよっていた彼女は、エンジニアのイストヴァンに拾われ、「サラ」という新しい名前をもらう。イストヴァンからはかわいがられたものの、彼の家族からひどい扱いを受けたサラは家を逃げ出し、公園で少女ソランジュと出会う。新たな名前はマロナ。持ち前の愛くるしさで家族全員を魅了し、絆を深めていくマロナだったが……。東京アニメーションアワードフェスティバル2020で長編グランプリを受賞。2019年・第32回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」では、「マローナの素晴らしき旅」のタイトルで上映された。日本語吹き替え版では、主人公の犬マロナの声を「この世界の片隅に」ののんが担当する。
ベルヴィル・ランデブー
2021年7月9日 上映 / フランス・ベルギー・カナダ合作 / 80分舞台は戦後まもないフランス。おばあちゃんに自転車を買ってもらったシャンピオンは、懸命な練習を重ねツール・ド・フランスに出場する。しかし、レース中に誘拐にあってしまって……。フランスで大ヒットを記録した長編アニメーション作品。
ノー・マンズ・ランド
2002年5月25日 上映 / フランス・イタリア・ベルギー・イギリス・スロベニア合作 / 98分1993年6月。ボスニア紛争の最前線。霧で道に迷ったボスニア軍の兵士たちは、いつの間にか敵陣に入り込み、気づいたときにはセルビア軍の攻撃が始まっていた。唯一の生存者チキは、なんとか塹壕にたどり着き身を隠す。そこは、ボスニアとセルビアの中間地帯“ノー・マンズ・ランド”。偵察に来たセルビア新兵ニノと老兵士はボスニア兵の死体の下に地雷を仕掛けて引き上げようとする。その瞬間、隠れていたチキが二人を撃ち、老兵士は死に、ニノは怪我を負う。チキとニノの睨み合いが続く中、死んだと思われていたボスニア兵が意識を取り戻し……。
ONODA 一万夜を越えて
2021年10月8日 上映 / フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・日本合作 / 174分太平洋戦争終結後も任務解除の命令を受けられず、フィリピン・ルバング島で孤独な日々を過ごし、約30年後の1974年に51歳で日本に帰還した小野田寛郎旧陸軍少尉の物語を、フランスの新鋭アルチュール・アラリ監督が映画化。終戦間近の1944年、陸軍中野学校二俣分校で秘密戦の特殊訓練を受けていた小野田寛郎は、劣勢のフィリピン・ルバング島で援軍部隊が戻るまでゲリラ戦を指揮するよう命じられる。出発前、教官からは「君たちには、死ぬ権利はない」と言い渡され、玉砕の許されない小野田たちは、何が起きても必ず生き延びなくてはならなかった。ルバング島の過酷なジャングルの中で食糧も不足し、仲間たちは飢えや病気で次々と倒れていく。それでも小野田は、いつか必ず救援がくると信じて仲間を鼓舞し続けるが……。主人公・小野田の青年期を遠藤雄弥、成年期を津田寛治が演じ、仲野太賀、井之脇海、イッセー尾形らが共演。2021年・第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品。
キリクと魔女
2003年8月2日 上映 / フランス / 71分アフリカの村。ある日、小さな男の子が母親の胎内から自力で生まれ出てきた。そして、自分でへその緒を切ると自らキリクと名乗るのだった。彼が生まれた村は今、窮地に立たされている。魔女カラバの脅威に晒されていたのだ。キリクの父親や村の男たちは、カラバに戦いを挑み、その結果みな彼女に喰われてしまった。カラバの呪いによって村の泉は枯れ、黄金も奪われてしまった。そんな中、キリクは“どうして魔女カラバは意地悪なの?”と村人に問いかける。その質問に“お山の賢者”だけが答えられると知ったキリクは、さっそく会いに向かうのだが…。
レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏
2010年5月22日 上映 / ベルギー / 77分サッカーの試合を陰ながら支えるレフェリーの姿に迫るUEFA(欧州サッカー連盟)公認のドキュメンタリー。ヨーロッパのベスト・レフェリーに選出されたイギリスのハワード・ウェブ。彼がポーランド代表チームに下したジャッジが大きな波紋を呼び、ポーランド首相の「誰かを殺したい」という問題発言にまで発展してしまう。
家族を想うとき
2019年12月13日 上映 / イギリス・フランス・ベルギー合作 / 100分「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれる。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながらも念願であるマイホーム購入の夢をかなえるため懸命に働いている。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていた。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
麦の穂をゆらす風
2006年11月18日 上映 / アイルランド・イギリス・ドイツ・イタリア・スペイン合作 / 126分「大地と自由」「ケス」などで知られる社会派ケン・ローチ監督が1920年代のアイルランド紛争を描いた悲劇。英国による長年の支配から独立を求める声が出始めた1920年アイルランド。医者を志すデミアンと兄テディは武器を手に取り独立戦争に出征する。やがて勝利を収め、講和条約を締結させたアイルランド軍だったが、その条約の内容を巡って、今度は国内で争いが起こる……。06年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。
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