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Take Me Somewhere Nice(原題)
2019年 / オランダ / 92分ノー・マンズ・ランド
2002年5月25日 上映 / フランス / 98分1993年6月。ボスニア紛争の最前線。霧で道に迷ったボスニア軍の兵士たちは、いつの間にか敵陣に入り込み、気づいたときにはセルビア軍の攻撃が始まっていた。唯一の生存者チキは、なんとか塹壕にたどり着き身を隠す。そこは、ボスニアとセルビアの中間地帯“ノー・マンズ・ランド”。偵察に来たセルビア新兵ニノと老兵士はボスニア兵の死体の下に地雷を仕掛けて引き上げようとする。その瞬間、隠れていたチキが二人を撃ち、老兵士は死に、ニノは怪我を負う。チキとニノの睨み合いが続く中、死んだと思われていたボスニア兵が意識を取り戻し……。
サラエボの花
2006年 / ボスニア・ヘルツェゴビナ / 90分マインド・ゲーム 〜自分の道を信じて〜
2022年 / 62分2021年難民映画祭の上映作品「シャドー・ゲーム 〜生死をかけた挑戦~」の続編。\nタリバンに父親を殺されたサジド・カーン・ナシリ(通称SK)は15歳のとき、単身アフガニスタンを脱出。\n苦難に満ちた2年間の旅を、スマホのカメラで記録した。\n一人旅の未成年者が西ヨーロッパで保護を求める命がけの旅を、彼らは「ゲーム」と呼ぶ。\n撮影した映像や、映像作家へのメッセージで、彼は自分の歩みを記録する。\nドキュメンタリー SKは、ヨーロッパに行けば、学校に通い、新生活を始められると信じていたが、庇護を求めてベルギーに到着してからも、数か月間にわたる「マインド・ゲーム」に耐える日々が始まる。
アイダよ、何処へ?
2021年9月17日 上映 / ボスニア・ヘルツェゴビナ / 101分ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下の1995年、セルビア人勢力に占拠された東部の町スレブレニツァ。国連平和維持軍の通訳として働くアイダは、勤務中に重要な情報を知る。セルビア人勢力が基地にまで迫る中、アイダは助けを求めて押し寄せる同胞や家族を守ろうと奔走する。
鉱 ARAGANE
2017年10月21日 上映 / 日本 / 68分ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ近郊にある、およそ100年もの歴史を持つブレザ炭鉱。欧州屈指の石炭埋蔵量を誇り、第2次世界大戦や内戦を乗り越え、今もなお休むことなく操業されている。そこでは今日も、作業員たちが昇降用ケージに乗り込んで地下深くに下りていく。ケージが到達する地下約300メートルの世界に広がるのは、漆黒の闇。ヘッドランプの一筋の光を頼りに、男たちは闇の中で黙々とツルハシを振り下ろし、汚れとサビにまみれた重機を操る。
バーバリアンズ セルビアの若きまなざし
2016年1月16日 上映 / セルビア / 87分仮釈放中の青年ルカ(ジェリコ・マルコヴィッチ)はセルビアの町で暮らしていた。ある日、コソボ紛争中に行方不明になった父親が生きており、それを母親が隠していたことが発覚。何もかもがうまくいかず、ルカは地元のサッカーチームのトップ選手を負傷させてしまう。そんな中、セルビアからの独立宣言をしたコソボへの抗議デモに出掛けたルカは、ふと我に返り……。
スロベニアの娼婦
2009年 / スロベニア / 90分長びく不況にあえぐスロベニア。地方出身で首都リュブリャナの大学に通う23歳の女子大生サーシャは、華やかな都会生活に憧れ、“スロベニアン・ガール”の名でコールガールをしながら生活費を稼いでいた。そんなある日、客の男が突然心臓発作で息を引き取り、サーシャは思わず男の財布から金を奪って逃げ出してしまう。やがて警察が“スロベニアン・ガール”を捜していると知った彼女は、父がひとり暮らす実家に身を隠すが……。
情けは人の為ならず
2023年 / アメリカ / 20分第二次世界大戦中、ナチス占領下のボスニア。イスラム教徒の女性がユダヤ教徒の友人を救うため全てをかける。50年後、状況は一変し・・・。実話に基づく感動の物語。
11'09''01/セプテンバー11
2003年4月5日 上映 / フランス / 134分2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件をテーマに、11か国、11人の著名映画監督たちが独自の文化・視点・手法を用いて平和への願いを込めた”11分9秒01”の長さの短編を製作、それをまとめた国際共同制作によるオムニバス映画。製作総指揮は『ミクロコスモス』(1996)、『オーシャンズ』(2009)のジャック・ペラン。第59回ヴェネチア国際映画祭ではケン・ローチ監督の作品が最優秀短編賞を受賞し、作品全体でユネスコ賞を受賞、2003年度ナショナル・ボード・オブ・レビューでは表現の自由賞を受賞した。\nイランからサミラ・マフマルバフ、フランスからクロード・ルルーシュ、エジプトからユーセフ・シャヒーン、ボスニア・ヘルツェゴヴィナからダニス・タノビッチ、ブルキナファソからイドリッサ・ウエドラオゴ、イギリスからケン・ローチ、メキシコからアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、イスラエルからアモス・ギタイ、インドからミーラー・ナーイル、アメリカからショーン・ペン、そして日本からは今村昌平が参加。作品全体のタイトル楽曲は『グランド・ブタペスト・ホテル』(2014)と『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でアカデミー賞を獲得したアレクサンドル・デスプラが担当している。
パパは、出張中!
1985年 / ユーゴスラビア / 136分スターリン主義の影響下にあった50年代初頭のユーゴスラビア。薄汚い密告が見境なくはびこり、人々は疑心暗鬼だ。少年マリックの精力的かつ俗物の父親も例外なくその犠牲となる。ふと愛人に洩らした他愛ない国政批判のせいだ。収容所に収監された父を、母は“出張中”と少年に告げごまかすのだった……。<旧ユーゴのクストリッツァがカンヌでグランプリを得た、ユーモアの中に痛烈な体制批判を織り込んだ作品。>
昔々、アナトリアで
2011年 / トルコ / 157分2014年カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督によるクライムサスペンス。殺人容疑者を連れて死体の捜索を始めた警察官たち。容疑者の曖昧な記憶に草原を転々と移動させられ、彼らは疲労と苛立ちを募らせていき…。
Sweet Dreams(原題)
2023年 / オランダ / 102分あの優しさへ
2017年 / 日本 / 64分読まれなかった小説
2019年11月29日 上映 / トルコ / 189分シナン(アイドゥン・ドウ・デミルコル)は大学卒業後、トロイ遺跡のそばにある故郷に戻って小説を出版しようと奮闘していた。しかし誰にも相手にしてもらえず、作家になるという夢は遠のくばかり。競馬に明け暮れている引退間近の教師である父イドリス(ムラト・ジェムジル)とは、反りが合わない。シナンは、父と同じ職業に就くことに抵抗を感じながらも、教員試験を受ける。
ジプシーのとき
1991年4月27日 上映 / ユーゴスラビア / 126分ネレトバの戦い
1969年 / ユーゴスラビア / 175分ハンティング・パーティ
2008年5月10日 上映 / アメリカ / 103分紛争から5年、未だ危険地帯のある2000年のサラエボ。かつては花形戦場リポーターだったサイモン(リチャード・ギア)、彼とともに戦火をくぐったカメラマンのダック(テレンス・ハワード)、そして新米テレビプロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)は、国連にもCIAにも捕らえられない戦争犯罪人“フォックス”を追うことに……。
ユリシーズの瞳
1996年3月23日 上映 / フランス / 177分サラエヴォの銃声
2017年3月25日 上映 / フランス / 85分第1次世界大戦開戦の引き金となったサラエヴォ事件から100年後の2014年6月28日、その現場からほど近いホテル・ヨーロッパで記念式典が行われる予定だった。ジャーナリストは屋上で戦争に関する取材を行い、式典に招待された大物は演説のリハーサルに余念がない。一方、賃金の未払いに業を煮やした従業員たちはストライキを計画する。
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