ジョニー・デップが主演ということですごく期待値が高かったのですが、あまり面白い映画ではないなと感じました。
ユニークでコミカルな様子は、伝わってくるシーンも多く、くすっと笑ってしまうような掛け合いなどもありました。例えば、チャーリーの妻を演じたグウィネス・パルトローとの掛け合いなどは、小ネタが多かったように感じます。
しかし、全体を通してジョニー・デップが演じたチャーリー・モルデガイのキャラクターがあまり掴めずストーリーに入り込むことが難しかったです。今までの作品でインパクトのある濃いキャラを演じてきたからこそ、ポンコツなインチキ美術商というだけでは弱かったように感じました。
ストーリーに関しても音楽やファッションなどは華やかで見応えあったのですが、ひねりがなくある程度予想通りだったように感じます。
豪華俳優陣だったにもかかわらず、この内容の薄さと単調な展開によって私はつまらなく感じました。全体としてもったい映画だったように感じます。