アメリカ映画である時点で想像できるとおり、ロシアの諜報組織の冷酷さに対して批判的な内容になっています。スパローとは、スパイの意味ですが、基本的な武器はハニートラップ。そのため、全般的にセクシー度が高めです。主役のドミニカを演じるジェニファー・ローレンスは、元バレエダンサーという役の割には体格が良いですが、ほどよい肉付きのスーパーボティを惜しみなく披露してくれています。
ドミニカは、ボリショイ・バレエのプリマでしたが、再起不能の大けがを負い、生活のため、諜報組織に入ります。引き入れたのは、ドミニカの叔父であるワーニャ。ワーニャはロシア情報庁の幹部であり、美人で頭の良いドミニカに子どもの頃から目をつけ、彼女の生活苦につけこんでスパイにさせたのです。
このワーニャを演じるマティアス・スーナールツは、ベルギー出身の俳優ですが、なんと、プーチン大統領にそっくりなのです!ロシアの方が観たら怒りそうな映画です。