グロいシーンも多いけど、終始飽きずに見られる作品
あらすじは、記者の主人公がとある会社の黒い噂の真相を追い潜入した際、地球外生命体の‘’ヴェノム‘に寄生されてしまったことから展開する人類の存続をかけたダークヒーローストーリー。反発し合う一人と一匹が徐々に心通わすヒューマンチックな部分もあるのも面白いところ。
CG技術を最大限に活かしたアクションシーンは素晴らしく、職種のような動きをするヴェノムがリアルに表現されていた。
これも、アクションをこなす俳優陣と役名もないアクションチームの素晴らしい連携プレーの魅せる技。最高。
しかし、結構グロめの演出が多いので(ヴェノムが人間を頭から食べるなど)注意。一応、PG12作品なので強い縛りはないらしい。
人外と体を共有するという設定は「寄○獣」を少し連想させるが、そこまで気にはならない。理解できないヤバい感覚の人外と主人公が徐々に心通わせていく流れは個人的に好きなまとめ方だった。
しかし、最後のクライマックスは急足に感じた。心通わせたにしてもヴェノムが人間のために死を選ぶのは(結果生きてたけど)、急に距離縮みすぎだろと少しツッコんでしまった。でも嫌いじゃない。笑
第二作が公開決定したらしいので、すごく楽しみ。