日本のライトノベル原作のSF映画です。
エイリアンの侵略を受けている近未来、タイムループに巻き込まれた主人公ケイジが英雄リタと出会い、タイムループを繰り返しながら敵と戦うストーリーです。
タイムループと聞いてライトノベルあるあるだなと思ったのですが、さすがアメリカの映画、安っぽくはありませんでした。
でもその分設定が少し複雑だったのでスッキリする映画ではなかった印象です。
特にタイムループの条件だとか敵の種類だとか…もう少しシンプルにならなかったのかな?と思いましたが、爽快SFアクションではないのでまあこれもありなのかなと。
タイムループを繰り返す中で主人公の戦闘技術が向上している様、リタのスパルタ具合は面白かったです。
後半では二人の人間らしさも見れてそこも満足。
後半の戦闘は暗いところが結構あってちょっと見辛かったかな。
ゴリゴリの宇宙SFエイリアンモノではないですが、ライトノベルがお好きな方はピッタリだと思います。
原作の大ファンという方は向きじゃないかもしれません。
私は原作を読んでいませんが、だいぶ設定が違うようです。
「世界侵略:ロサンゼルス決戦」とか、少し泥臭さとか人間らしさを含めたSF映画が好きな方はピッタリだと思います。