スマホを落としただけなのに
面白かった!!おすすめです。 テンポよくストーリーが進むので、飽きる事がなく、自宅での鑑賞でもスマホをイジってしまったりもなく熱中して鑑賞しました。一部、都合が良すぎるな・・と思う展開もあったのですが、全体的に良すぎるので気にならない。カメラワークもスマホを中心にオシャレに撮っていて、でも全く見づらくない。映像もとてもキレイ。普通の展開では終わらせない、脚本もすごくいい。すごいな韓国映画・・!とうなる作品でした。 ホラー映画の括りになると思うので、1人で鑑賞するのが少し怖い気持ちもあったのですが序盤はとってもポップな仕上がりですし、ごく一部怖いシーンもありますが耐えられるレベルでした。ので、ホラー映画が苦手な方にもおすすめしたいです。
哀れなるものたち
エマ・ストーンの演技に大きく期待しすぎてしまった。 エマ・ストーンは本作で2度目のアカデミー賞主演女優賞をとるのではという評判を聞いて、エマ・ストーンの「体は大人の女性、脳みそは赤ちゃん」の演技がすごそうだ、と、ここに注目ポイントを置いてしまった。 映画館で、その期待していた演技を見た瞬間これは脳みそが子供というよりはまるで障害者の演技みたいだ・・と感じてしまい、集中できなくなってしまった。 自分の期待が変なところに集中してしまったのが良くなかった。でも正直に言うと最初の印象は、期待していたほどの演技ではなくてがっかり・・という印象だった。 冒頭の見せ場は脳が子供というふるまいと、性に目覚めるシーンだと思うが女性として見ると女性の自由が性一辺倒に描かれるというのはやはり疑問に思った。 この2点で冒頭はあまり楽しめなかったが、世界に冒険に出て成長していくベラを見ていくうちに楽しめるようになってきた。 魚眼レンズのような撮影の仕方に何か意味があるのかわからなかったが、広角レンズで撮影された広い視野の映像は圧巻だったし、独特な世界観はすごく楽しめたし好きな映像でした。
ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
1980年代の香港を舞台に、九龍城砦という巨大なスラム街で生きる男たちの壮絶な戦いを描いたアクション作品。 この映画の最大の見どころは何と言っても九龍城砦の圧倒的な存在感。バラックが積み重なった迷宮のような構造や、壁面を這う無数の電線など、その独特な雰囲気が映像全体を覆っています。 九龍城砦、観光してみたかったな〜欲を満たす素晴らしいセット、迷路のようなカオス感がしっかり伝わってきてワクワクしました。 九龍城砦を舞台にした戦闘シーン、複雑な地形を生かした迫力満点の映像で圧倒されました。 アクションシーンに興味がない自分でも、これはすごいやつだ!と思いながら集中して鑑賞できた。 現在のサモ・ハン・キンポーもかっこよいおじさまになっていてとてもよかった。
ANORA アノーラ
第97回アカデミー賞で『ANORA アノーラ』は、以下の5部門を受賞。 作品賞 監督賞 (ショーン・ベイカー) 主演女優賞 (マイキー・マディソン) 脚本賞 編集賞 現代のニューヨークを舞台に、ロシア系アメリカ人のストリップダンサーであるアノーラと、ロシアのオリガルヒの息子との身分違いの恋を描いたロマンス作品。 前半の派手な演出や豪邸を大画面で楽しめました。 主演のマイキー・マディソンはストリップダンサーを演じていて裸や大胆な演技もしているのに、どこかかわいさが感じられるキャラクターで素晴らしかった。 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの終盤でディカプリオに火炎放射器で焼かれる役もこのマイキー・マディソンが演じていたんですね。 普通に楽しめた映画ではありますが、これがアカデミー賞?という思いが強く残りました。
教皇選挙
セットで撮影されたそうですが、映像が美しく、緊張感をもたせてくれる音楽も素晴らしかった。 普段知る事のない教皇選挙の裏側を見る事ができ、そのプロセスにおける政治的なかけひきを興味深く拝見しました。 信仰とは何か、指導者とはどうあるべきかという普遍的なテーマも含まれていて深く考えさせられる映画でした。
あんのこと
2022年に公開された入江悠監督の作品で実際に起きた事件をモチーフにした作品。 壮絶な人生を歩んだ女性、あんの姿を描いた作品です。 とにかく胸糞。特に赤羽の現在は取り壊されたと思われる築年数の古いアパートのシーン。 あんの実家の中はゴミ屋敷で、おばあちゃんと母親が暮らしている。 母親の本当に胸糞具合が凄まじく、母親が登場するたびにものすごく嫌な気持ちになりました。 観る人によっては精神的な負担を感じるかもしれません。 嫌な気持ちになりつつも、目を背けてはいけない現実を描いていて社会の暗部や弱者に対する支援のあり方について考えさせられました。 杏を演じた河合優実さんの演技も素晴らしかった。 1つひっかかったのは、佐藤二朗が演じた刑事の犯した罪について。史実より映画のストーリーの方がよりひどい設定にしていて、本当に救いがない。。現実はもっと救いがあっていて欲しいと思いました。
ソウルの春
ファン・ジョンミンとチョン・ウソンの再対決。 アシュラに比べると史実に基づいているので、ド派手で残酷なシーンは少なく物足りなさも少し感じましたが、韓国ではパラサイトを上回る観客動員数で国民4人に1人が劇場に足を運んだそう。 ファン・ジョンミン演じるチョン・ドゥグァンが起こした事件を描いた『タクシー運転手』ももう1度見たくなった。 韓国は映画というエンタメを通して歴史を学べてうらやましい、日本でも過去の政治家等の悪事を映画として描いてほしいと思いました。
密輸 1970
劇中で流れる昔のであろう音楽は知らない曲だけどどこか懐かしい音楽。昔のイケイケファッションも、日本の昭和の服装とリンクするところがあって面白かったです。 海の中の映像や音は圧巻で映画館で見てよかった映像でした。どうぶつの森の素潜りを思い出すような映像と音に涼しい気分になれます。 全体的に面白かったのですが、名前と顔を覚える前にストーリーが展開していきついていけなかったり、いまいちよくわからない話の掛け合いがありノリきれなかったのが残念でした。
落下の解剖学
長い上映時間と、法廷映画で物事の事実がはっきりとするストーリーではないので途中退屈に感じてしまった。 でも、ハッキリスッキリしないストーリーを楽しむ映画で鑑賞後にあれこれと考えたり他の方のレビューを見るのが楽しい映画でした。 夫婦関係を題材にしただけの映画に見えますが、実際には共働き家庭の家事育児分担、国際結婚、親権争い、性的指向、障害など現代社会の要素がたくさん盛り込まれています。
マッドマックス:フュリオサ
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した女戦士フュリオサの過去を描くスピンオフ作品。 「怒りのデス・ロード」で描かれなかった、フュリオサの出生からシタデルに入るまでの経緯、そして Immortan Joe に連れ去られるまでの物語が描かれています。 幼少期のフュリオサがかわいい。 大人になったフュリオサはアニャちゃんが演じますが、子役からアニャちゃんに代わる過程でAIを活用し、子役の顔にアニャちゃんをはめこんでいるそうです。 確かに、アニャちゃんぽいけど体が小さいなぁと思うシーンがありました。 怒りのデスロードの爽快なカーアクションシーンはそのままで、本作は車が空も飛ぶ。よく考え付くな〜と関心しつつすごく楽しめました。 新たな適役、ディメンタスの脳筋っぽいキャラクターも面白くて魅力的。映画館で楽しむべき映画。 帰宅してすぐ前作を視聴しました。
PIGGY ピギー
ホラー映画は好きなのに怖いシーンは苦手な私。 「PIGGY どのくらい怖い?」と検索するもわからず。予告動画にある、牛肉?豚肉?をドンッと切るシーンや音すら怖そう。。とドキドキしながら見ました。 牛肉を切るシーンは予告動画で既に予習していたせいか全く怖くなく。 終盤にある暴力的なシーンは一部目をつぶってしまったけど、怖いのが苦手な私でもほぼ全てのシーンを見る事ができました。 (自分は血はまったく平気なタイプなので血が苦手な人は無理かも) ホラー映画でもあり、1人の女声のひと夏の青春を描いたような作品。
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
ジョーカーを見たかったか、アーサーを見たかったかで評価が大きく分かれる作品。 RottenTomato33点。。全米で大不評!というのを知って見たせいか、自分はすごく楽しめました。 ジャンプスケアではないので怖かったりびっくりするシーンもなくほっとしましたが、そのあたりが物足りない人もいたのかも。 前作のジョーカーも劇場で鑑賞しましたが、結構忘れていたのでフォリ・ア・ドゥ鑑賞前に前作ジョーカー を流し見していきました。これが正解だった、サブキャラ的な登場人物を忘れていたので、私と同じく忘れている人は流し見でもいいので前作を頭に入れてから見た方が楽しめると思います。 ミュージカルにする必要があったのか?とも思いますが、このどんよりムードにはレディガガの美声が必須だったのだと思います。ホアキン・フェニックスもレディガガも最高でした。
凶悪
Netflix「地面師たち」が面白く、ずっと気になっていた「凶悪」も鑑賞しました。 ピエール瀧、リリーフランキー、松岡依都美が両作品に出演しています。 リリー・フランキーの怪演が本作も素晴らしかった。地面師たちが好きな人は凶悪もぜひ。 鑑賞後、実際の事件について調べると、思った以上に実際の事件に忠実に描かれていて恐ろしさが増します。
雪山の絆
1972年に実際に起きた飛行機墜落事故の実話をもとに描かれた映画。 乗客45名のうち生存者は29名で、雪山に取り残され約2ヵ月近くを生き延びた。 アンデスの雄大な雪山の風景と、飛行機事故の衝撃、そして極寒の過酷な環境がリアルに描写され圧倒的な映像美と臨場感を味わえる。 食料も希望も失われた状況下で、生存者たちが生きるために究極の選択を迫られる姿は、人間の尊厳や倫理観について深く考えさせられました。 映画として楽しめたかと言われると、そういう類の映画ではないのだと思う。
陪審員2番
陪審員に選ばれた主人公が、自身が事件に関わっている可能性に気づき、葛藤しながら真実を追求していく姿を描いた法廷劇です。 劇場公開にふさわしい作品だと思いますが、前作のクライ・マッチョが興行的に失敗したため、このような限られた公開になったそうです。日本で見られるのはU-NEXTだけなので、これを機にU-NEXTに加入し、同じくU-NEXT限定公開の「シックス・フィート・アンダー」等も楽しんでいます。 クリント・イーストウッド監督らしいテンポのよい展開で最後まで楽しめました。 アメリカの陪審員制度ってこんなんなんだ〜と学びになりましたし、陪審員制度の光と影を描き人を裁くことの難しさを問いかけています。 現代社会における司法制度について、正義について、深く考えさせられる作品です。
オットーという男
心あたたまるストーリー。時折ジョークも混ざっていてとてもいい映画なのですが。 自分の環境だと複雑に感じてしまった映画でした。 たまたま自分の親が一時的に不安症で弱っていた時に、この映画がCMでやっていて親が見ようかなと気にしていました。が、弱った親には見せなくてよかったと思った映画でした。 以下ネタバレを含みます。見る人によってはつらいシーンがあると思うので要注意です。 ・自死しようとするシーンが何度も出てくる ・バスの事故のシーンがある ・隣人老夫婦の息子は日本にいて、親の事に無関心、何年も帰ってこない上に老夫婦の家を勝手に売り老夫婦を施設に入れようとしている ・主人公は心肥大を患っている。きっと持病があるストーリーにしたい事と、心が狭そうな性格なのに心臓が大きい病気だという事で笑いをとりたいのでしょうが、心肥大と診断を受けた事のある人は焦ってしまう描き方だと思いました。心肥大だから余命が少なかったり、治療が必須だという訳ではありません。オットーは肥大型心筋症という病気で、心肥大と同じく心臓の筋肉が厚くなる病気ではありますが心肥大とは別の病態です。心臓が大きいからイコールオットーと同じ結末を迎えるという訳ではない点に注意が必要だと思いました。
怪物
おもしろかった!あとから考えさせられるストーリーでもあり、余韻にも浸れる作品。ただ、余韻に浸っていたら気付いてしまった、なんで面白いと感じたんだろうと。脚本がうまい訳でもなく、微妙にしっくり来ない物語でもあったりで。それでも面白いと満足したのは豪華な役者陣の演技が素晴らしいからに尽きると思う。 是枝監督作品は 1 万引き家族 2 怪物 3 ベイビーブローカー の順で好きです。 前半の安藤サクラVS学校のシーンは子持ちの母親にはかなりメンタルに来る仕上がりになっていると思うので閲覧注意です。子供のいない自分でもイライラしました。
TAR/ター
長いセリフまわしが序盤は続きます。ノーカットのシーン等すごいんですが、英語がわからない私は字幕を追うので精一杯。 ちょっと疲れる前半でしたが、飽きないで集中して見られたのは自分でもびっくりでした。 わかりやすい映画ではないので、解説やいろんな人の意見を聞くのが楽しい映画です。 ケイト・ブランシェットがとにかく圧巻。 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスも映画館で鑑賞しましたが、個人的にはアカデミー賞主演女優賞は圧倒的にケイト・ブランシェットだったと思う。 見る前の評判と比べて残念に感じたのは、 「最後にいきなり幕が上がり、場内が明るくなる。びっくりな結末。 そのために映画がエンドクレジットから始まる。」 という点。確かに序盤にエンドロールは流れますが、映画が終わった後にも結構長めなエンドロールが入ったんです。日本上映だからなのかな。最後の展開も特に驚くような感じではなかったし、その点はちょっと前評判を意識しすぎてしまいました。
奇蹟の輝き
映画「奇蹟の輝き」は、事故で命を落とした夫婦の愛を描いたファンタジー映画です。 冒頭から夫妻の不幸な事故が描かれ、悲壮感に包まれます。しかし、その後、天国で再会した夫婦の姿が描かれ、次第に希望が見えてきます。 天国の描写は美しく幻想的でした。夫婦の思い出が詰まった場所が天国に再現されているのが印象的でした。 夫婦の愛はとても深く強いもので、夫は妻を救うために自らの命を犠牲にします。そして、妻も夫への愛を貫き通します。 この映画は、愛の力の大きさを教えてくれる作品だと思います。どんなに辛い状況でも、愛があれば乗り越えられるという希望を与えてくれる作品です。 また、天国を舞台にした作品ですが、宗教色は薄く誰でも楽しめる作品だと思います。 具体的な感想としては、以下のような点が印象に残りました。 ・天国の描写が美しく、幻想的だった。 ・夫婦の愛が深く、強いものだった。 ・愛の力の大きさを教えてくれる作品だった。 この映画は、一度は見ておきたい作品だと思います。
前へ
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。