心温まるストーリー
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月31日 22時56分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
パディントンの見た目のかわいさとは異なる、大人の男性の声にまず衝撃を受け、最初はなかなか受け入れられませんでした…が、作品の冒頭から流れる彼の過去を知ると
なるほど、彼は小熊ではないんだな、というのがわかりました。ちなみに彼がロンドンに行くまでの経緯は「ターザンじゃないよね…?」と思うほど、ターザンとストーリーが酷似しています。
全体のストーリーとしては、彼が人間界で巻き起こすドタバタ騒動や、心温まるほっこり話、とよい意味でも想像通りです。かわいいし、一生懸命なパディントンですが、やる気や好奇心が空回りして起こるドタバタ騒動は正直少し疲れてしまうところもありますが。
彼に対し、否定的な家族もだんだん彼を通じて仲が深まっていきます。どんな環境でも前向きに頑張る彼の姿に学ぶ点も多いですが、どちらかというと、彼を通じて仲が深まっていく家族の成長や変化がこの作品をみて一番心に残るポイントでした。日本語版で松坂桃李さんが声を出されていたので興味本位で拝見しましたが、続編を見たいと思うほどではないかな…と思いました。