AI崩壊
天才科学者の桐生(大沢たかお)が開発した医療AI「のぞみ」が、国民の膨大な個人データを基に、人間を選別し殺りくを始める。人々がパニックに陥る中、AIを暴走させたテロリストと断定された桐生は逃走を図るが、警察のAI監視システムによって徐々に追い詰められていく。一方、桐生の義弟で「のぞみ」を運営する企業の代表を務める西村(賀来賢人)は、事態の収束に動いていた。
「のぞみ」というAIの暴走、反逆を描いた近未来の映画・・・と言えば聞こえはいいが、しかし・・・ 2030年に起こったAIが桐生(大沢たかお)の娘を軟禁して暴走するのだが、テーマとしては我々の生活にも起こりうる、もしかしたら真剣に語るべき内容なのかもしれないけど、さすがに設定に無理があるように思えた。 逃げるための筋書きありきで描かれているのが画面を通じて伝わってくるように感じました。未来のAI像もなんとも中途半端で、さながらオイルショックの買いだめシーンかと思うような場面もあり未来なのか過去なのか曖昧。 追跡の動機も突然過ぎて感情移入しずらいし、とにかくあんなに都合よくフェリーに乗れるあたりでもう興醒めしていました。 何も考えないでビデオ屋に行き、レンタル1位と多陳列展開してドーンと置いてあったのと予告が面白そうだったから借りましたが、こういう結果になってしまいました。 よかったのは大沢たかおが頑張って走っていた姿ですね。こう言ってはあれですが、年齢の割に走るシーンが多くて(設定上逃走しないといけないからですが)頑張っていたなぁという印象でした。
映画の番宣の時に、主人公の桐生浩介役の大沢たかおさんが走るシーンが多いと聞いていましたが、こんなにも多いとは思いませんでした。公開当時52歳の大沢たかおさんがこんなに走れることが本当にすごいと思いました。 松嶋菜々子さんが奥さんの桐生望役で出演されていましたが、46歳にしてこの美貌に驚かされました。 AI「のぞみ」の当初の様子であれば、今の社会が求めている第四のライフラインそのもので、AIによって仕事を奪われた人たちがデモを起こしていること以外、 何が悪いのか想像がつきませんでしたが、その後の展開でこんなことになるとは思いもしませんでした。 AIがある世界は「人間らしい」生活ではないと言ってシンガポールで住んでいた桐生浩介が日本に来るところから物語は進んでいきます。 新しいサーバールームの丸い球体は宇宙人のようで、ウィル・スミスさん主演のアイ,ロボットのような、トム・クルーズさん主演のマイノリティ・リポートのような、ジョニー・デップさん主演のトランスセンデンスのようなAIが暴走する映画はありますが、日本でこのような内容の映画を作るとはすごいと思いました。是非多くの人に観てもらいたい映画だと思いました。
このレビューにはネタバレが含まれています
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