二人の絆が胸熱
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月14日 14時23分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
細田守作品ファンとしては絶対に外せない作品の1つです!
私は特にこのお話の世界観が大好きで、独特なバケモノの世界と綺麗な映像は見ていて
全く飽きません!
人間界で一人ぼっちで弱い少年とバケモノ界でみんなから嫌厭されずっと孤独だった熊徹。
熊徹に九太と名付けられたその少年は、強くなりたいと熊徹に弟子入りしますが、
バケモノ界の荒くれ者で皆に避けられずっと孤独だった熊徹に上手に指導することなんて
できず…そりの合わない二人は衝突を繰り返します。
そんな二人が、本当の親子ではないものの本当の親子のように絆を深めていき、お互いに心身ともに成長していく様がとても印象に残っています。
この物語の重要な要素は「人間は弱く心に闇を宿す可能性がある」こと。
この闇が膨らんだ時、人間界・バケモノ界両世界を揺るがす事件が起こります。
九太は人間界でその「闇」に立ち向かいますが…
そして熊徹は九太のピンチにどうするのか…
後半はドキドキハラハラな展開が目白押しです。
二人の「絆」と二人が選ぶ「絆の形」にとても胸を打たれました。
決して目で見える場所でずっと側にいることだけが絆じゃないんだなと思いました。
きっとこの二人だからできる絆の形だと思います。
また細田守さんならではの映像美もとても圧巻です!
ぜひ細田守世界観を映画で楽しんでほしいです!
イメージワード
- ・楽しい
- ・悲しい
- ・笑える
- ・泣ける
- ・勇敢
- ・かわいい