ラ・ヨローナ~泣く女~
1970年代のロサンゼルスで、ソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カーデリーニ)に、子供たちに危険が迫っているので助けてほしいとある女性が訴える。だがアンナは、その訴えに真剣に耳を貸さなかった。一人親のアンナには、エイプリル(マデリーン・マックグロウ)とクリス(ローマン・クリストウ)という二人の子供がいた。
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中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」は、スペイン語で泣く女という意味で、溺死した子供たちを悼んで水辺を歩き回る幽霊として登場します。 本作の舞台はメキシコ。1673年、若くして結婚したヨローナは夫の浮気に気が狂い、嫉妬のあまり最愛の我が子を溺死させ、自らも自殺をしたという過去がありました。時は変わり、1973年のアメリカ・ロサンジェルス、社会福祉士として働くアンナはシングルマザーとして、娘と息子と生活をしていました。ある日、仕事の関係で知り合った2児の母親パトリシアから、子供に危険が迫っているという助けを求められます。理由がわからないアンナはそのことを無視してしまうが、その後パトリシアの2人の子供が溺死で発見されます。悲しみにくれたパトリシアはアンナに、「自分の子供も同じように、あの女の鳴き声を聞いて死ぬのよ」と罵倒されます。そして、怨霊ヨローナに狙われたアンナの2人の子供は一体どうなるのか。。 ヨローナ伝説はメキシコの大衆文化に深く根ざしており、怪談として子供たちに暗くなってから出歩いてはいけないことを奨励するように伝えられています。この女性の精神は、現在子供を想う母親の視点から、数々の芸術作品や劇、イベントなどで起用されています。
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