音楽はとても感動的だけど…
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月29日 15時35分
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総合評価:
3.0
実在した19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。
曲は全て素晴らしく歌っているシーンは観ていてワクワクするしまた聴きたくなります。
ただ内容は、、
主人公バーナムが見世物小屋にフリークス達に「みんなから愛される」なんて上手いこと言ってその気にさせショーをさせ始めるが、そこそこ儲かってきたらバーナム本人も彼らに対し結局差別的に。
そしてオペラ歌手に夢中になればフリークス達の事はどうでもよくなってみんなを置いてツアーへ行って不倫?!…で奥さんを悲しませる。
そんなバーナムにフリークス達は何か訴えるとか怒りの気持ちが沸いてもおかしくないのに、ツアーもお金もなくなり帰ってきた彼をあっさり歓迎。
で部下がお金は立て替えてくれる。
彼のやっていることはかなり身勝手なのに随分とみんな優しいこと。。
正直バーナムには共感は出来ませんでした。
作品自体は夢を叶える感動の物語に描かれていますが、おそらく事実はかなり異なっているのでないでしょうか。
フリークス達がどんな思いで人前に出て、サーカスを成功させたのかももっと掘り下げて欲しかったです。
とても評価が別れる作品かと思いますが私的には長いミュージックビデオを観ているような感覚でした。
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