宮本から君へ
文具メーカーの営業マン宮本浩(池松壮亮)は、営業スマイル一つできない不器用な人間だが、正義感は人一倍強かった。会社の先輩だった神保(松山ケンイチ)の仕事仲間・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本が彼女の自宅に招かれた日、靖子の元彼・裕二(井浦新)が姿を現す。宮本と寝たと話す靖子に激怒した裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と宣言する。
チラッとでもいいので、「宮本から君へ マンガ」で検索して見て欲しい。 この原作の絵のままの表情を、蒼井優がしていて鳥肌が立った。 蒼井優なのに、蒼井優じゃない。 始めは、原作ありきの映画と、色眼鏡で観ていたけど、蒼井優が役に憑依するシーンから、この映画への熱量が感じられた。 正直、始めは、体育会系の雰囲気が、演じてる感満載で、一歩引いて観ていた。 嫌な雰囲気が漂ってるな、と思ったら、想像の上をいく嫌悪感。 そこから、蒼井優劇場。 池松くんも頑張ってたけど、あっぱれ蒼井優。 女、強い。 その強さに引っ張られて、強くなっていく宮本が、最高にカッコ悪い。 余すとこなく、人間の弱さ、男の弱さを見せつけられた気がする。 それがあるからこそ、宮本が、人として男として成長していくのを見るのは、頑張れ宮本!、と応援している自分がいる。 見たところ、勝ち目がない勝負。 それは自分でも分かってるけど、後戻り出来ない男の戦い。 宮本の戦い方が正解かどうか分からないけど、泥臭く立ち向かっていく姿に、またこの映画の熱量を感じた。 最高に、みっともない男が負けを承知で戦う姿は、眩しい。 ただ、この映画、熱量が激しい分、見ている人のパワーも奪うので、注意。
とにかく、主演のお二人の演技がすごいです。 すさまじいすごみ、それでいて演技の感じを全く感じさせない、没頭できる映画でした。 漫画のキャラクターの雰囲気そのものの役作りが出来ていて感動してしまいました。 ピエール瀧さん、佐藤二朗さんのキャラも非常に良い味が出ていました! 1つ残念なのが、演技力の高いインパクトのせいで、映画のストーリーが記憶からすぐに消えてしまいそうです。。
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