雄大な自然と激烈な銃撃戦が凄い映画
2021年1月13日 10時23分
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総合評価:
4.0
映画の舞台は雄大な自然のワイオミング州ですが、冬はマイナス30度にもなるので、暮らすのは大変そうな場所です。広大な場所で人口密度も低く、さらに先住民居留地なので、貧しく警察なども十分にいない場所です。犯罪で死亡した女性の統計すら作られていないとのことですので、いかに州政府や連邦政府からも関心を持たれていない場所かがよく解ります。
米国は各州の主権が大きい分、様々なことに州独自に予算を出す必要があるので、州によって警察予算が少なかったり、教育予算や福祉予算が少なかったりするようです。海岸沿いの豊かな都市部では、リベラルな人たちがポリティカルコレクトネスというものに関して、様々なことで揉めていますが、貧しい州に住む人はそれどころではないのでしょう。
そのことも米国内での様々な分断の原因になっているのでしょう。
主人公は害獣駆除員なので、家畜を襲う狼などを待ち伏せして一発で倒す銃を持っていますが、それが最後の方で迫力満点に活躍していました。