ウインド・リバー
Wind River
アメリカ、ワイオミング州。先住民族が住む深い雪に囲まれたウインド・リバーで、地元のベテランハンターであるコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)が女性の遺体を発見する。FBIの新人捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が派遣され、1人で捜査を開始するが雪山の厳しい自然環境や不安定な気候で難航する。ジェーンは、ウインド・リバー一帯に詳しいランバートの手を借りて調べを進めていく。
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ウインド・リバーの豆知識・失敗談
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豆知識・トリビア
撮影中、脚本家のテイラー・シェリダンは撮影現場を訪れたショショーン族のリーダーたちから、当時、約6,000人が住む特別保留地で12件の若い女性の未解決殺人事件が発生していたことを知らされ、驚きました。1978年の政府の画期的な判決(オライファント対スクワーミッシュ)により、最高裁は部族が先住民の土地で犯罪を犯した非先住民を逮捕し起訴する権利を剥奪しました。被害者も加害者も先住民ではない場合は、郡または州の職員が逮捕しなければなりません。加害者が非先住民であり、被害者が先住民である場合は、連邦政府認定の捜査官のみが逮捕権を持ちます。逆の場合は、部族の警官が逮捕することができますが、事件は連邦裁判所に持ち込まれます。この泥沼化によって特別居留地での法的プロセスがまともに機能することができなくなり、管轄権という悪夢が生まれ、多くの重大な犯罪者が無期限に処罰されないままになります。
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豆知識・トリビア
本作は、カンヌ国際映画祭でのプレミア上映終了時に、8分間にも及ぶスタンディングオベーションを受けました。
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豆知識・トリビア
主役にはジェレミー・レナーが監督の第一候補でしたが、当時は『メッセージ』(2016)の撮影で忙しかったため、テイラー・シェリダンが、後に『ワンダーウーマン』(2017)の出演で降板することになったクリス・パインに声をかけたといいます。偶然にもレナーのスケジュールが空いたため、この役で起用されることになりました。
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ウインド・リバーの映画情報
公開日: 2018年7月27日 / 上映時間: 107分 / 製作年: 2017年
配給・制作会社: KADOKAWA / 映倫区分: G (日本)