好き好きだと思います
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月8日 23時57分
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総合評価:
3.0
水中で生活する半漁人のような謎の生き物と言葉を発することできない女性のラブロマンス…ではありますが、好き嫌いが分かれる作品だと思います。
暴れまくっていた謎の生き物が彼女と少しずつコミュニケーションを図れるようになり、彼女も言葉という障壁を超えて心で彼とつながることができ、という、なんとなく想像できたストーリーの中で、謎の生き物のバックグラウンドがどう影響してくるんだろう?と期待しながら見ていましたが、え?ここで終わっちゃうの?という、何ともあっさりした終わり方でした。
言葉を超えた愛、というのに感動を覚えるというところもあるのでしょうが、別に謎の生き物でなくてもよかったのでは?と思ってしまいました。
また、途中には体の関係に陥るシーンもあり、そこも種を超えた愛、と言ってしまえばそれまでですが、人同士では関係を持つことができない、中年の女性が自分の欲求を満たしまくっている印象があり、少し気持ち悪かったです。世の中的にかなり評価された作品だったような気がしますが、個人的にはいまいちでした。